ミツエーリンクス

創業者の独り言

2006年06月30日

自己評価

web creatorsという月刊誌の8月号「業界を牽引するクリエイター44人に聞いた!---クリエイターに必要な○○力」という特集記事を読んだ。ミツエーのスタッフも寄稿やインタビューに答えたということで雑誌が手元に届けられたから。「へえーそうなんだ。知らないところでみんな勉強しているなあ」とうれしくなった。最後に各クリエイターの自己評価があり、1~5の5段階評価で「人間力」「コミュニケーション力」「発想力」「探究力」「表現力」「技術力」「管理力」を自己採点している一覧があった。面白いことにミツエースタッフだけが、オール1(最低評価)を自らつけていた。クックックと笑ってしまった。
どうしたの?そうなの? と本人に聞きにいくと、「え~信じられない。みんなそんなに自信あるの~」と苦笑していた。周りのスタッフも爆笑。

謙虚な姿勢こそ、真の実力をつけるための前提条件だと思っている。「実力以上にブランド(イメージ)があがることに警戒しなさい。そのギャップが大きくならないように気をつけなさい」「事実を持って評価しなさい」「俺が俺が・・と他人を出し抜いて出ようという態度はみっともないのでやめなさい」と長年戒めている。

どんな自己評価も、他人からみれば妄想にみえる。他人の評価も日々変わるものだから、そんなものに右往左往しても意味がない。真の実力を目指して日々「自己と闘う」姿勢こそ、個々にとっても組織にとっても価値がある。焦らず前を向いて一歩一歩前進していけばいいだけの話だと思う。

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2006年06月29日

1:29:300

関心のある事件をメディア等で拝見し、大きな事件だったなあ、と思っているとそれは序の口で、後から後から大物が芋づる式に出てきたりする。裏情報に疎い僕などは、そのたびごとに「なるほどね。そういうことだったんだ」などと一人感心してしまうことがある。最近も新聞を見ながらそんなことを感じながら、ふっと「1:29:300の法則」を思い出してしまった。

一匹のゴキブリを発見した段階で、近くに29匹が潜んでいて、放置しておくと300匹に膨れ上がるという例が非常に分かりやすいと思うんだが・・・
元々、1:29:300の法則とは、ハインリッヒの法則とも呼ばれ、米国のハインリッヒ氏が労働災害の発生確率を分析したもの。それによると1件の重大災害の裏には、29件のかすり傷程度の軽災害があり、その裏にはケガはないがひやっとした300件の体験があるという。
同じように、ビジネスにおける失敗発生率としても活用されており、例えば1件の大失敗の裏には29件の顧客から寄せられたクレーム、苦情で明らかになった失敗がある。さらにその裏には、300件の社員が「しまった」と思っているが外部の苦情がないため見逃しているケース、つまり認識された潜在的失敗が必ず存在すると言われる。

ミツエーが苦情対応マネジメントシステムである「ISO10002」を世界初で自己宣言してから8月で2年経過するが、取り組み自体は、さらにさかのぼって2001年にはじめている。はじめようと思ったきっかけは、実は、この「1:29:300の法則(ハインリッヒの法則)」に強く心を動かされたからに他ならない。

苦情や失敗を叱るためにこのシステムを導入したわけではない。むしろ、ミツエーの精神においては苦情や失敗が報告されたときは「よくやった!」と褒めてやらなければならない。なぜなら、たった一件の苦情や失敗をうまく活用し根本要因をとらえることができれば、同類の29件も解決することが可能であり、300件の潜在的苦情や失敗をも解決することが可能だから。

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2006年06月28日

些細な事 と ブランド形成

リフレッシュルームで幹部と雑談しているとき、事務所ビル(新宿スクエアタワー)の管理体制の良さが話題になった。築10年以上は経過していると思うが、ビルがよくメンテナンスされており、どのテナントも満足度が高いという話であった。専門のビル管理会社が管理するビルなどはじめてである僕は、比較するものがないため、ただ「そうなんですか」としか受け答えできなかった。

考えてみると、毎日お願いしている事務所内の朝の清掃なども非常にきれいに行っていただいている。リフレッシュルーム内にある灰皿など、一日3回以上取り替えていただいている。非常に細部まで目が行き届いているなあ、という感想を日ごろからもっていた。

ひとや組織、あるいは対象物に対して、感動したり信頼を寄せるエピソードの瞬間(真実の瞬間)は、決して派手な演出ではなく、かえって些細な事だったりする。一見見逃してしまうようなことだったり、誰もがやろうと思えばできることだったりする場合もあったりする。しかし、それが流れる時間のなかで脈々とかつ自然体で行われていたりすると、「はっ」と気づいたとき、大きな感動が湧き上がる。また、こんな些細な事まできめ細やかに行っているのかと思うと他のサービスもしっかりしているんだろうなあ、などと想像してしまう。

Webの領域でもブランドという言葉を聴くことが多くなってきた。些細な事の連続体、些細な事の積み重ねが、ブランドの基盤を形成することは間違いないように思う。足元の活動、日ごろのサービスに対する姿勢を再点検していただきたい。

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2006年06月27日

お神輿と舞台

「私のことをBlogに書くのはやめなさい、パパ!」とわが子にガツンと叱られる。そういえば、誘拐事件等が増加しており少し心配になっていた矢先だったので、過去にさかのぼって少し手直しをしてしまった。

組織でも同じような心配がある。ミツエーは個々を表舞台に出そうという気質があるので、Webサイトにおいても個々がどんどん発言する。プラス側面は非常に多いがマイナス側面も同時に増加する。たとえば、個人宛に迷惑電話なども多くなる。それはそれなりに企業リスクを抱えることになる。

マイナス側面を削減しようとするとプラス側面まで失う。プラス側面を増やそうとするとマイナス側面まで増加してしまう。このリスクをどのようにコントロールしバランスをとるべきか? 4年前随分悩んだことがある。

結局こう考えた。昔の組織においては「ひとは企業というお神輿(みこし)を担ぎながら仕事をした」。これからの組織においては、「ひとは企業という舞台に上り、その舞台の上で踊りながら仕事をする」。
舞台から転落しないようにマネジメントすることは非常に重要だ。が、踊ることを制止するようでは企業の発展はないし、そもそも誰もいなくなる、 と。

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2006年06月25日

素足

足の裏を蜂に刺されるなどという話は聞いたことがないし、どうしたら可能なのか? と思ってしまう。そういう意味では大変貴重な体験をさせていただいた。

近くに随分広々とした公園がある。そこでサッカーをしようということになり、娘達と出かけた。サッカーボールといっても手毬のようなやわらかいボール。あまり気持ちがいいものだから調子にのって裸足で球を追いかけていると、足の裏が変な痛みに襲われた。トゲかなと思ったが痛みがひどい。足の裏を覗き、トゲを抜くと頭の部分に内臓のような部分が含まれていた。
この公園、グラウンド部分だけでも大型サッカー場ぐらい広い。もともと芝生ではあったが、最近クローバーの繁殖が盛んで、半分ぐらいの場所を占領している。それはそれで楽しみもあり、8歳の次女は一時間の間に、4つ葉のクローバーを22枚も探し当てていたほど。
ところが、クローバーの白い花の蜜を目当てに蜂(ミツバチの一種)もおり・・・・足裏の痛みはボールを追っている僕が誤って蜂を踏んづけてしまったのだった。改めて公園を見渡すと随分多くの蜂が蜜を吸うために飛来していることが分かった(蜂に刺されてはじめてそのことを理解した)。蜂には大変申し訳のないことをしてしまった。ちょっと痛い目にあったが、それでも、素足で土や野草の上を歩いたり走ったり出来たことは非常に気持ちのよいものだった。健康にもよさそう。

ところでふっと思ったこと。
管理部門の幹部に「君は一日中モニターを見ていて、何か分かることがあるかい??」と質問することがある。確かに現場からあがってくる行動データを分析するのもいいけど、それだけではいけない。現場に足を運び、自分の目でみて、話して、素足で現場の環境を歩いてみなければ真の事実を捉えることはできませんよ。といっているだけ。役職をもって偉くなったと勘違いしているのであれば、それは大変な誤り。役職が付けば付くほど、素足で歩む癖をつけていただきたいものだ。たまに蜂に刺されたとしても、それはそれでよい薬だと思えばいい。

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2006年06月24日

心構え

昔、「おいおい、大丈夫か?納品は間に合うのか?」と心配しながら質問すると、「高橋さん、成果物の納品は、出来上がったときでしょう!」とマジな顔つきで応えられて閉口したことがある。1996年当時だから10年以上前の話になる。恥ずかしい話だがその当時のスケジュール感覚というものはその程度のものだったし、他社においてもたいした違いなど無かったように思える。試行錯誤の時代だったことも、そうした考え方が許された所以かもしれない。
この話を今のスタッフにしても理解できないだろう。時代は変わってスケジュール管理はクリティカルな課題であることを皆理解できているからだ。

それでも「もう少し時間があったら・・・」「もう少し要員がいたら・・・・」という話をたまに聞くことがある。気持ちは理解できるので「そうだね・・・・・」などと僕自身適当に応えてはいるが、この考え方は決してみんなのためにはならないと思っている。

それは、
1.すべては「制約条件、前提条件のなかで何がアウトプットできるか」が、プロの基本的な心構え
2.時間軸を設けない目標は、達成時の品質が悪い。
3.問題解決を「外」に求めるか、自分自身の「内」に求めるかは、人の成長スピードに決定的な影響を及ぼす
・・・と経験則的に僕が思っているから。角度を変えれば、いざという時に困らないよう、日頃のスキルアップを目指した地道な研究・訓練が如何に大切かということにたどり着くだろう。

今は分からないかもしれないが心の片隅に記憶しておくと、いつか役に立つこともあるかもしれない。

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2006年06月22日

CSRサイト

本日、日本語版CSRサイトのリニューアルを行っていただいた。英語版は1-2ヶ月後になりそう。毎年、管理部門のスタッフが業務の合間を縫って作る。手作り感があってよいと思う。独特な手法なので・・・・一般的にはどうなんだろう? それでもミツエーらしさが出ていて気に入っている。

「心は形を求め、形は心をすすめる」の精神で、継続的に少しずつ前進できればいいと思っている。

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2006年06月21日

人材はどこに?

なんだかんだの理由があり、中間幹部が増えている。チーム管理や収益に関して責任と権限が圧し掛かる。出来ればやりたくないという人もいるだろうが、育てられっぱなしではいけない、育てていただいたお礼は、後輩に返していくものだ。

昨日、リフレッシュルームでのスタッフ(幹部成り立て)との雑談。
僕 :どうだ?
A君:人材が欲しいです。ね。
僕 :ふう~ん。どんな人材?
A君:案件のことがすべて分かり、社内の調整もできるひと。
僕 :ふう~ん、そうか。それは大変な人材だね。
(参考になるかどうかは別にして、次のような昔話をした・・・・)
僕 :昔、君と同じような悩みがあってね。いつも、こういう人材がいたら、ああいう人材がいたら、って悩み続けていたんだよ。その視線は常に外部というか、遠くをみていたんだね。数ヵ月悩み続けて、本当に困り果てて・・・ふっと足元(身近または社内)をみたんだね。そしたら、そこに僕が必要としていた人材が僕の顔をみて静かに立っていた。あ~!なぜいままで気づけなかったのか、って反省した。
それ以降、自分自身に言い聞かせていることがあんだ。
「君に必要な人材は遠くにはいない、君の足元にいるひとだよ。人材に困ったら、足元を見よ!」ってね。
それでも不足する場合はどう考えたかというと・・・多少不足していても、明日には人材になっている。明日多少不足していても、明後日には人材になっている、ってね。
・・・・・・・・・・・その後、不毛な精神的な悩みから開放されるようになったんだよ。

A君:人材は足元に・・・ですか。 わっっかりました!
と、やや苦笑いしながらリフレッシュルームを出て行った。

いろいろと経験しなければならないことは多数あるけど、将来立派な幹部に育っていただきたい。

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2006年06月19日

すべて汝がことなれ

週末、9歳の娘と4時間近く散歩をした。落合公園、ゼロホールにある図書館、そして中野駅近くの東急ストアーへ。少し買い物を行い裏口から出るとそこは丸井の本社になっている。近くに住んでいる割には、初めて正面玄関近くを通る。
正面玄関の目の前に紳士の銅像と、そこには短い言葉が刻まれていた。銅像は、丸井創業者である丸井忠治氏。刻まれている言葉は「すべて汝がことなれ」。
「パパ!はやくはやく。行くよ!」と急かされながらも・・・・刻まれた言葉の前でぼんやり考え込んでしまった。

後で調べてみると、社訓だという。
すばらしい企業は、すばらしい精神と、末永く受け継がれるだけの普遍性というか本質というか、そういうものがあるんだなあ、と大変勉強させられた。

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2006年06月16日

政府インターネットテレビ ビデオキャスティング 開始!

16年以上お付き合いしている友人で、現在広告関連企業の取締役をやっている方と夕食をご一緒した。彼曰く「人が行動を起こす決定要素は、85%が感覚的な情報によるもので、15%が論理的な情報によるもの」と。「へえっ、そうなんだ」と妙に納得してしまった。
政府インターネットテレビ ビデオキャスティング』6月22日(木) スタートする。小泉首相が登場ということになる。よい企画だと思う。

ミツエーでも、昨年の10月には「Videocastサービス」をリリースしており、また、「ミツエーリンクスVideocasting」において配信活動しながら、ノウハウの研究やその可能性を探っている。

いろいろ効果はあるが、僕的には、ストリーム配信と比較して、インフラの依存率が低く太い回線を用意しなくても気軽に動画配信が可能で、低コストが魅力。

活用範囲も広く、たとえば
○社外向けニュース、IR向けの情報、採用サイト
○経営トップによる社内向けメッセージ、社内向けニュース、社内報、イントラBlog、コミュニケーションツール、全国の支社・営業所での情報交換
○商品やサービスの紹介・プロモーション、ブランディングのための番組、情報番組、専門家・エキスパートによる解説
○授業、講義、語学教材 など

一般企業において活用しやすいツールだと思う。広く社会浸透してほしい。

補足)スタッフの皆さんが Videocastって何? をVideocastingを使って解説している。

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2006年06月15日

関係性構築

顧客企業様であろうが協業するパートナーであろうが、社内の部署間においてでさえ関係性構築は容易にはいかない。多くの失敗から学ぶことは、「コミュニケーションギャップ」あるいはそこから派生する「合意形成の不備」が全体の80%を占めていることが分かる。

さらに突き詰めると、そもそもコミュニケーションができるような「環境」が用意されているのか?という問題に突き当たる。特に幹部の皆さんはこの「環境づくり」に責任をもって取り組まなければならない。

本日、2名をインドはボンベイに派遣した。パートナーに会うため。現地に出向き、現地の現場の方々と直接お会いし、理解を深め、良きエピソードを作ってきていただきたい。エピソードの総和が将来のよき関係性構築の基盤になり、実務においても効力を発揮してくれることを期待する。

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2006年06月14日

@media 2006

@media 2006というカンファレンスが15-16日にかけて英国ロンドンで開催される。このカンファレンスはWebデザインに関する最新アプローチの講演が行われる予定で、著名な方々が世界中から集まる。研究のためミツエーからは2名派遣した。

時間が許せばThe Zen of CSS Design の著者Dave Shea氏とミツエースタッフとの対談の様子をVideocasting用に収録するらしい。楽しみ。

世界の一流といわれる方々と大いに交流を深め、自分を磨くきっかけにしていただきたい。

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2006年06月13日

UPA

UPA(The Usability Professionals' Association)年次カンファレンスが米国デンバーで始まっている。昨年より弊社の技術担当も参加している。

広い領域でのカンファレンスではあるが、Webに転換できる部分も多いと思う。また、世界の専門家の皆さんと交流を通じて技術を高めるきっかけになればと思う。

結果報告もコラムで紹介していただけると思う。楽しみ。

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2006年06月11日

ダイエット

5年前だったか、どこが悪いというわけではなかったが体調のことが心配になり、健康のために食生活に気を使うようになった。特に素材にこだわった。たとえば、スパゲッティであれば、トマトを大量に買ってきてソースから作るようにした。インスタントラーメンを食べるときでさえ、野菜や昆布・・・等冷蔵庫のあらゆるものを使い1時間以上かけてスープをつくった。2-3年後、結果は大失敗であることに気づいた。量的な制限を持たなかったため、食べ過ぎて肥満の領域に達した。「少しぐらい太っていてもいいや」と思った瞬間さらに肥満化。そして・・・太ると心臓や血圧に悪影響があることも身をもって知った。
良いものでも食べ過ぎてはいけないことに気づき、今度はダイエットを実施。これも大失敗の繰り返しで・・・一気に痩せようとしてリバウンドが起こって・・・さらに太った。もうどうにもならない。何事も急いではいけないことに気づき、現在生活習慣の切り替えに努力している・・・というか苦労している。今思えば、「少しぐらい太っていてもいいや」と思ったことが、惨敗にいたる最大の原因だったような気がする。気持ちが緩んだ瞬間が失敗のはじまりということか。

「鍛える(きたえる)」という言葉があるが、行動によって一定の成果を達成し持続させるためには、最初に「気持ち」を「耐える」ことからはじめなければならないのかもしれない。「鍛える」とは「気耐える」ことだなと反省した。

僕の失敗を会社に持ち込むわけにはいかない。あくまでも「リーン経営(贅肉のないスリムな経営)」を目指したい。

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2006年06月10日

経済技術開発区

大連経済技術開発区を見学した。ここは---1984年9月25日に国務院の認可を受け、同年10月15日に正式着工した国内初の国家クラスの経済技術開発区であり、優遇政策と国際慣例に沿った新しいタイプの管理体制を実施している経済区である。現在、開発区の人口は約20万。敷地総面積は28平方キロで、うち工業区が15平方キロ、住宅区4平方キロ、公共施設建設区4平方キロ、その他が5平方キロ。 (チャイナネット-引用
大連市内から快速電車が結ばれており所要時間50分程度という。僕はタクシーを使用したが(約1時間かかるとホテルの方に言われたが実際は・・・)35分で到着。(タクシーの運転手は中国語しか話さないため、ノートを取り出し漢字を英語文法に並べてコミュニケーションをとるありさま(^^;;  )
どんな日系企業が進出しているか興味があった。通り沿いにはキヤノン、YKK、TOSTEM、日本電産・・・の大型工場がズラリ。その他約400社(大連ルポより)程度進出しているようだ。各国あわせると約1500社というからデカイ人工都市。

開発区も勉強になったが・・・タクシーの中で思ったこと。
まず、広大な大地に圧倒された。開発しても開発しても仕切れない大地がそこに存在している。その大地が悠々として僕を見ているような気になった。なんというか自分がちっぽけな存在になる。
翻って、多くの時間を毎日パソコンに向かって暮らす自身を思い浮かべるとさらに・・・・・
しかし、気を取り直しもう一度考え直すと・・・・モニターの向こうには広大な大地が存在し、そのほとんどはまだ原野に近い手付かずの状態であることに気づく。

この原野に臨む若いミツエースタッフの「熱い思い」を支援していくことが僕の仕事である、いうことを中国の大地が教えてくれた。

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2006年06月09日

中国、大連

KKDO( 勘 と 経験 と 度胸 と 思いつき! )でいくか、論理性でいくか?

先日シックスシグマ研修で青木講師がミツエーの若いスタッフに語りかけていた。研修の様子を少し覗かせていただいたが青木氏はシックスシグマにかけては日本有数のスペシャリストだなあ、と直感した。

改善や問題特定-->解決にはシックスシグマが有効だと思うが、見えない明日をどのように読むかといわれれば、KKDOを選んでしまうかもしれない。

ということでもないが、中国は大連に来ている。一週間前、「大連に行きたい!」と担当部門にお願いして手配していただいた。来て見ると大きな都市で驚いた。活気に満ち溢れている。何が見つかるか分からないが、3年5年先のために何かを獲得して帰国したい。

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2006年06月08日

「ばらつき」こそ経営の敵

このBlog、一週間以上も休んでしまった。「ばらつき」のある更新はあまり感心しないと思いつつ、ちょっと休むとそのままズルズルしてしまう性格というんだろうか、我ながら困ったものだ。

5年前、「シックスシグマ」の考え方を社内に導入したくて、グローバルテクノ社の砂川社長を口説いて特別講座を開いていただき、幹部6名を一年間勉強させたことがある。

昨日社内研修に参加し、シックスシグマの基本的精神である‘「ばらつき」こそ経営の敵‘ という言葉を久々に聴いた。今回4日間の計画で一般スタッフ30名を対象に「シックスシグマ」の基本的な考え方を学ぶ。講師は、グローバルテクノ社にお願いした。

若いスタッフには少し面倒かもしれないが、すぐ使えなくても2-3年後役に立つと思う。細かいところはともかく、全体的なフレームワークと、考え方をしっかりとらえていただければと思う。

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