2006年06月21日
人材はどこに?
なんだかんだの理由があり、中間幹部が増えている。チーム管理や収益に関して責任と権限が圧し掛かる。出来ればやりたくないという人もいるだろうが、育てられっぱなしではいけない、育てていただいたお礼は、後輩に返していくものだ。
昨日、リフレッシュルームでのスタッフ(幹部成り立て)との雑談。
僕 :どうだ?
A君:人材が欲しいです。ね。
僕 :ふう~ん。どんな人材?
A君:案件のことがすべて分かり、社内の調整もできるひと。
僕 :ふう~ん、そうか。それは大変な人材だね。
(参考になるかどうかは別にして、次のような昔話をした・・・・)
僕 :昔、君と同じような悩みがあってね。いつも、こういう人材がいたら、ああいう人材がいたら、って悩み続けていたんだよ。その視線は常に外部というか、遠くをみていたんだね。数ヵ月悩み続けて、本当に困り果てて・・・ふっと足元(身近または社内)をみたんだね。そしたら、そこに僕が必要としていた人材が僕の顔をみて静かに立っていた。あ~!なぜいままで気づけなかったのか、って反省した。
それ以降、自分自身に言い聞かせていることがあんだ。
「君に必要な人材は遠くにはいない、君の足元にいるひとだよ。人材に困ったら、足元を見よ!」ってね。
それでも不足する場合はどう考えたかというと・・・多少不足していても、明日には人材になっている。明日多少不足していても、明後日には人材になっている、ってね。
・・・・・・・・・・・その後、不毛な精神的な悩みから開放されるようになったんだよ。
A君:人材は足元に・・・ですか。 わっっかりました!
と、やや苦笑いしながらリフレッシュルームを出て行った。
いろいろと経験しなければならないことは多数あるけど、将来立派な幹部に育っていただきたい。