2008年10月31日
些細なことの積み重ね
プロセス改善室のスタッフが、小型掃除機を片手にデスクにもぐって何かしているので、「何をやっているの??」と質問してしまった。話によると、全社のタコ足配線のチェックと、コンセントまわりのゴミを除くため掃除機でクリーニングをしているという。
勿論大切なことではあるが、こういうことまで定期的な業務の一環として当たり前のようにこなしている姿をみて、びっくりしてしまった。この活動はISO14001の活動の年間スケジュールに入っているのだという。
ISO14001の活動でもうひとつ驚いていることがある。
今期からNPO法人 エコキャップ推進協会が行なっている「ペットボトルのキャップで世界の子どもにワクチンを届けよう」というプロジェクトに参加していて、従業員が使用したペットボトルのキャップを指定のボックスに入れるように参加を求めている。(社内のあるスタッフの一声からはじまった企画だという)
金額にするといくらにも成るわけではないが、こうした地道な活動を行おうとするスタッフと、それにこころよく参加しようとする皆さんを誇りに思う。
(キャップの回収実績の情報もある。 http://ecocap007.com/pdf/capkaisyu.pdf )
「些細なことの積み重ね」が、きっといろいろな面で明るい明日を創造していくだろう。
現在回収中のキャップ
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2008年10月25日
国内移動
結局観光らしいものは何もできなかったが、これから香港の隣の街、深セン(Shenzhen)に向う。国内移動だが飛行機で3時間程かかる。UPA-Chinaが主催するカンファレンスに参加する予定。3ヶ月前に、UPAの幹部が仕事でミツエーに訪れたときに今回のカンファレンスの誘いを受けた。
本来ならば、専門分野のスタッフに訪問していただかなければならないが、今回はたまたま北京にいることもあって、僕が代理で伺うことになる。
UPAは3年前からスポンサーをやっていることもあって、紹介したい人がいるとのこと。僕が行っても何かできるわけではないが、せめて関係性を壊さないように頑張りたい。
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2008年10月24日
北京
初めての北京。
フランス・パリの市内にあるシャンゼリゼ大通りが無数にあるような印象。とにかくデカイ都市。今日は何度もヒヤ汗をかいた。
まず、朝5時半に家を出発の予定が6時まで寝ていて、家の前にタクシーを30分待たせてしまった。空港で少し時間があるからと思って喫茶店でお茶を飲んだのはよかったが、イミグレーションが混雑しており、フライト時間すれすれに搭乗した。
北京の空港からホテルまでタクシーを使ったが、旅行用の辞典を使っていい加減な中国語を話している間に話が弾み、運転手が写真を撮ってくれたまではよかったが、僕が自分の名前を中国読み(高橋仁=ガオ・チャオ・レン)したことを覚えていたらしく、ホテル到着4時間後の夕方5時半、僕の部屋まで現像した写真を届けてくれた(うっそ・・・びっくり!!!!こんなのはじめて ^^;;・・・・・)。
ホテルに到着したのは良かったが、会議室の番号を失念して、参加が2時間遅れた・・・・・・ という具合。
それでも、皆さんで行った夕食は美味しく(レストランなのに踊り付き=写真)非常に満足。今回集まったアライアンス企業は米国、英国、中国、ドイツ、ロシア、フランス、スペインの各国。
その後、前から目をつけていた、ヨーロッパのある一社を自分の部屋に招き、新サービスに関する説明と今後の協業に関して23時まで意見交換。・・・ビギナーの英語で申し訳なかったが、スタッフの協力と、相手の理解しようという努力に助けられた。
そんなんで(いろいろあって)今日は眠い。
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2008年10月20日
勉強
ミツエーリンクスが参加している国際アライアンスの定期全体会議が明後日から開催される。ずっとスタッフ諸君に任せっぱなしで申し訳ないと思っている。今回は中国の北京で行われるということで、近いこともあって途中参加することにした。
僕が行っても挨拶程度のことしかできないわけだが、それでも少し勉強をしておこうと各メンバーのWebサイトを開いてみるが、理解するのに普通のひとの5倍はかかっている。
今回はアライアンスとしての経営や今後のストラテジーなども4日間に渡って協議されるということで・・・何らかの意見やアイデアももっていかなければならないと躍起になっているが、何せ「一夜漬け」タイプというかイザとならないと体が動かないというか・・・・スタッフの皆さんが優秀なおかげで、何とかなっているというのが現実なところであろう。
スタッフの日頃の努力に多少でも応えられるよう、また支援となるよう、出来る限りやってみよう。
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2008年10月15日
コーヒの木
5年前にひとりのスタッフが観賞用のコーヒの苗木を買ってきた。わずか4~5cmの高さで自身のデスクに飾っていたようだ。その方は結婚後しばらくして退社されたが、置き土産として苗木は残された。
水をあげ忘れたり、十分な光を提供できなかったりと、度重なる困難はあったにせよ、致命的な環境ではなかったらしく、今でも生き延びている。
それどころか、140cmまで成長して・・・・・・最近ついに「コーヒーの実」をつけた。みんなびっくりしたように成長したコーヒーの木の前に集まって携帯で写真を撮っていた。こういうものまで大切に育て上げてしまうミツエーのスタッフ諸君はおもしろいなあ、と思う。
愛情をもって育てば何事も「果実」が実る季節がやってくるということか。
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2008年10月14日
meet contemporary needs
大手自動車メーカーがマス広告の30%を削減するなどという衝撃的なニュースがあり、厳しい瞬間だなあと思っていたが、どうやら我々の業界では今のところインパクトは少ないようだ。社内の情報を聞く限り、むしろ積極的に投資しているところも存在する。しかし顧客要求は少し変化し始めている。
ところで、
たとえば、あるコップは真上からみると円形に見え、横からみると長方形に見える。
同じように、ある目的のために開発されたサービスや商品でも、角度を変えると違った活用方法が可能なこともある。
時代によって顧客企業様のニーズは常に変わるが、それに対応するサービスとは、常に全く異なった「モノ」を提供することではなく、顧客企業様の「今のニーズを満たす(meet contemporary needs)」ソリューションを提供することだろう。
顧客企業様の真の「声」と、我々の「持ち駒(サービス)群」の組み合わせ方を研究し、化学反応(新たなソリューション)を起こしていただきたい。
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2008年10月10日
ノーベル賞
ノーベル物理学賞に小林誠・高エネルギー加速器研究機構名誉教授、益川敏英・京都大名誉教授、南部陽一郎・米シカゴ大名誉教授の3名。ノーベル化学賞に下村脩・米ボストン大名誉教授と久々に明るいニュースが日本中を駆け巡った。
あるスタッフが話してくれた。「戦後、研究する設備や装置がなく環境に恵まれない学生や研究者は・・・・理論だったら鉛筆一本で済む! ということで理論物理学が日本に発達したらしいですね」と。
結果を作る過程には、結果を導く必然的な環境が必ずあるものだなあ、と感じた。また、考え方によっては、すべての環境は使い方次第ではよい環境ともいえる。
何事も活用の仕方次第か。いろいろな局面で活用できそう。
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2008年10月09日
ビジネスプロセスマネジメント
飲み屋でミツエーOBにばったり会い雑談。「ビジネスプロセスマネジメントが今花盛りです!」と教えてくれた。
不景気になる兆候だな、と思った。景気がよいと企業は拡張均衡に走るので拡大志向なるし、マーケティングに力を注ぐが、不景気になると縮小均衡をとるので、ビジネスプロセスを見直して、効率化や経費の削減、顧客の選択、サービスの集中が始まる。
最近、シックスシグマ用語集を社内イントラで活用したいのでリンクを張らせてほしいという依頼が相次いでいる。シックスシグマの手法やそれを取り巻くツール群は、まさにビジネスプロセスマネジメントに最適なものであり、僕的には同じ意味に捉えている。
我々は、2001年から何年もかけてシックスシグマの手法を研究し(有効活用には時間を要したが・・・・)、社内の効率化、品質(ばらつきの低減)、経営判断等に活用してきた。今後は社内だけでなく、顧客企業様にもこのノウハウを提供し、発展のお役に立てるよう努力しなければならない。
ミツエーリンクスがもつ、ある意味における強み「プロセスアプローチ」。準備にかかっていただきたい。
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2008年10月08日
"ask what you can do for your company"
ケネディ氏は1961年1月20日に 米国第35代大統領に宣誓就任した。その演説の中で国民に下記のように語った。
"ask not what your country can do for you - ask what you can do for your country"
( 国が自分のために何をできるかではなく、自分が国のために何をできるか考える・・・ように)
と。
この2つの軸は、藁(わら)などをより合わせ縄を綯うごとくであり、より良い国がつくるための条件だと思う。
企業にしても通じるところがある!
求めるだけは、組織も社会も進歩しない。
"ask what you can do for your company"、"ask what you can do for your society" !
眠っている潜在的な力を呼び起こすオマジナイのように、心に響く。
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2008年10月07日
目を閉じて耳を澄ませば・・
2ヶ月前から、出勤前に45分間のウォーキングを行なっている。目的は、健康増進の為というよりも、これ以上悪化しない為と言ったほうがいいだろう。
朝6時前、スポーツウェアに着替えて玄関を出る。すると小鳥の声がかすかに聞こえる。“あれッこんな都会に?”と思い、目を閉じて耳を澄ませば・・ 多様な種類の小鳥が空一杯にさえずっていることに気づく。はるか遠くからも聞こえてくる。次第にそのさえずりは大きくなり小鳥達の交響曲のようにも感じる。
まるで、数ヶ月前ノルウェーの森で経験した風景を思い出した。
(ノルウェーの首都オスロから南西200Kmに位置するSKIENより)
仕事にも当てはまることがあるなあと思った。
先入観や固定観念に固執し過ぎると、目の前に存在しているものが見えなかったり、環境の変化に気づかなかったりするものだ。
この機会に、目を閉じて耳を澄まして、自分が組織に対してあるいは社会に対して、何ができるかを考えてみたい。スタッフの皆さんにも同時にそれを期待する。
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2008年10月05日
ステップアップ休暇
「特別な休暇制度導入企業20 2008年度版」という雑誌に、人事制度のひとつである【ステップアップ休暇】が取り上げられ、幹部の取材内容が掲載された。
この制度が導入されたのは8年前なので、社内的には新鮮味があるといえるものではないが、一般的にはいまだに目新しく思えるのだろうか? 思い出せば、導入時思ったものだ。「こんな制度を導入して、業務効率が落ちたらどうしよう・・・」 とか。「収益を圧迫したら困るなあ・・・」 とか。僕的には清水寺から飛び降りる思いだった訳だが、スタッフの皆さんが有益な活用をしてくれているおかげで、現在でも有効な制度として存続している。ありがたいものだ。
ステップアップ休暇とは、4年勤務毎に、最大1ヶ月間の特別有給が取得できるというもの。
ところで最近、子育て支援制度関係で2本制度を企画していただいた。正式発表は来週にも行われるものと思われる。お楽しみに。
とにかく限られた予算の中でアイデアを絞っている状態だが、皆さんには有効に活用していただきたいと思っている。
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2008年10月03日
内定式
10月1日、来春入社予定の新卒16名に来社していただき内定式を行なった。感想=今までになく皆明るく意見がはっきりしていた点、やりたい方向性が明快な点。いずれもうれしい限り。
僕からお願いした点。
1. テーマを決めて、研究しておくこと。
2. 英語の勉強をやっておくこと。
以上2点。
Web関連技術は、僕が始めた1994年当時と比較すると非常に広くまた深い。浅く広く勉強したところで一流にはなれない。何事も中途半端ではいけない。むしろ狭い範囲でも深いモノを持つことの方が自分にとっても組織にとっても社会にとっても価値がある。
Web技術の多くは残念ながら輸入ものが多い。少なくても現状は。表層的な情報を使って技術を磨いても一流にはなれない。源流までさかのぼり、本質をとらえ、その精神を学び、技術が生まれたエピソードをつかむこと。さらにチャンスがあれば、源流を支える人材と直に接すること。そこには明日の自分自身をつくるインスピレーションが豊富に存在していることだろう。
自分の力でこれを行なうためには、英語が必要。
若い力に期待しています。
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2008年10月02日
祈祷式
本社ビルでお世話になっているスクエアータワー11階にテナントとして入居することになり、昨日祈祷式(お祓い)を執り行なった。いつもの通り氷川神社の神主さんに来社していただいた。この神社には創業当時から18年間お世話になっている。このあと内装工事が始まる。
現在18階、15階、8階に入居しており、階数が連続しておらず部門間の移動という意味では多少使いづらいが、ご容赦願いたい。
あまり無理の出来ないタイミングではあるが、最低限の環境は皆さんに提供しなければならないと考えている。
ゆっくりでも着実に成長していきたい。
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2008年10月01日
AWARD
昨日素敵なクリスタル楯が四本納入された。本日開催される四半期一回のキックオフパーティ(全社パーティー)に使用されるもの。「四半期に一回、優秀部門を表彰しましょう!」ということで担当部門が企画してくれたもの。
AWARDのネーミングは、下記の通り。
1. Extreme AWARD (とにかくすごいで賞)
2. Performance AWARD (業績優秀賞)
3. Marketing AWARD (マーケティング貢献賞)
4. Kaizen AWARD (改善活動賞)
(ほとんどのスタッフ諸君はまだ知らないと思いますので、あらかじめ告知しておきます。)
お楽しみに!