2006年06月30日
自己評価
web creatorsという月刊誌の8月号「業界を牽引するクリエイター44人に聞いた!---クリエイターに必要な○○力」という特集記事を読んだ。ミツエーのスタッフも寄稿やインタビューに答えたということで雑誌が手元に届けられたから。「へえーそうなんだ。知らないところでみんな勉強しているなあ」とうれしくなった。最後に各クリエイターの自己評価があり、1~5の5段階評価で「人間力」「コミュニケーション力」「発想力」「探究力」「表現力」「技術力」「管理力」を自己採点している一覧があった。面白いことにミツエースタッフだけが、オール1(最低評価)を自らつけていた。クックックと笑ってしまった。
どうしたの?そうなの? と本人に聞きにいくと、「え~信じられない。みんなそんなに自信あるの~」と苦笑していた。周りのスタッフも爆笑。
謙虚な姿勢こそ、真の実力をつけるための前提条件だと思っている。「実力以上にブランド(イメージ)があがることに警戒しなさい。そのギャップが大きくならないように気をつけなさい」「事実を持って評価しなさい」「俺が俺が・・と他人を出し抜いて出ようという態度はみっともないのでやめなさい」と長年戒めている。
どんな自己評価も、他人からみれば妄想にみえる。他人の評価も日々変わるものだから、そんなものに右往左往しても意味がない。真の実力を目指して日々「自己と闘う」姿勢こそ、個々にとっても組織にとっても価値がある。焦らず前を向いて一歩一歩前進していけばいいだけの話だと思う。