2008年11月13日
継続的な改善
今日は京都。
どちらかというと出不精なので、必要以外に外出することはないタイプだが、思い切って京都へ。いろいろお世話になっている海外のお客様に一度京都をご紹介しようと思って、重い腰をあげた。来てみればそれなりに有意義なもので、楽しんでいる自分を発見。
ところで、たまに東京を離れることもいいものだなあ、と感じた一日。
毎日数百通の社内メールが手元に届くわけだが、それぞれの責任者が判断しているので、最近あまり真剣にメールを見ていなかったように思う(恥ずかしい)。ところが東京を離れるとそれらのメールをじっくり見ることができる。不思議なものだ。
「継続的改善」という言葉は、1999年にISO9001(品質の国際規格)を取得しようと思って以来、社内に浸透している言葉。すでに10年近く使っている社内用語だが、廃れることなく、かえって最近磨きがかかってきているように思えた(社内メールをじっくり読んだ結果)。
「マズイお米を、美味しいですよ、召し上がれ!」とは言えないタイプなので、時間をかけても愚直に技術を磨き、継続的な改善を行い続けるしか生きる道はないと思っている。
「継続的改善」の基本精神は、「失敗を許す社風」を形成することから始まる。次に「2度と同じ失敗を繰り返さない方法を業務プロセスの視点からアプローチし、システムとして構築」すること。そして「実行」、焦ることなく止まることなくやり続けること。
入社1~3年の新人諸君も割合的には多くなっているが、「継続的改善」というミツエー文化は末永く守っていっていただきたい。
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2008年11月05日
eZ Systems Japan を開設
11月5日本日、オープンソース・コンテンツマネジメントシステム(CMS)の日本市場への普及を目指してeZ Systems Japanを開設。詳しい情報は、本日のリリースを参照いただきたい。
WebサイトをCMSで構築する時代に突入している。特に景気後退が心配される今日、その流れはさらに加速するであろう。
もともとヨーロッパで特にドイツにおいてCMSが導入され始めたキッカケは、東西ドイツの統一後不景気な状態が続いた。サイトの更新に莫大な人件費をかける環境ではなく、そこで更新作業を効率化できるCMSが着目されはじめた。
現在、日本に存在するCMS群はそれぞれ特徴があり、その多くは素晴らしいものであり用途を間違えなければ企業の経営効率に抜群に貢献するであろう。
ミツエーは足掛け2年をかけて研究し、本国にスタッフに数ヶ月派遣し技術を習得し、さらに実際に日本企業に導入(新聞社、出版社、証券会社、多国籍企業等)し同時に検証を行ってきた。その結果、CMSにはいろいろな要素があるが、総合的に評価すると最も優れたツールがeZ Systems ASが開発もとである「eZ Publish」であるという結論に達した。
今回、eZ Systems Japan を開設においては弊社はサポートを行っているが、彼らにとって開設の主な目的は「日本国内パートナーネットワーク拡大によるサービスの充実」である。
是非、Web制作に関わる企業様、システム開発に関わる企業様には、直接ご連絡いただき説明を受けていただきたい。そして共にパートナーとして日本市場におけるCMS時代を築いていきたい。
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また、顧客企業様においてもCMSの導入時には一度「eZ Publish」をご検討いただければ幸いです。
連絡先
eZ Systems Japan
担当: 豊島 麻里子 (トヨシマ マリコ)
TEL: 03-5325-9071
FAX: 03-5325-9072
e-mail: info.jp@ez.no
: 豊島さんは、ビジネスディベロップメントマネージャーとして本国(Norway)よりお越しいただいています。(お気軽にご連絡を!)
参考:
○リリース
http://www.mitsue.co.jp/release/20081105.html
○企業サイトのためのCMS活用セミナー
http://www.mitsue.co.jp/seminar/cms_ez.html
○CMSソリューション(eZ Publish)
http://www.mitsue.co.jp/product/cms_ez_publish.html
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2008年11月04日
ん・・・・
朝、コンビニで新聞に目を向けると小室哲哉氏逮捕のニュースが。店主が「頂点を極めると生活を変えることができないんでしょうかね?」と話していた。
小室氏といえば、1996年の大晦日、彼がプロデュースしたテレビ連動の「インターネット24時間ライブ(インターネットラジオ)」という企画があり、ミツエーも24時間15名体制でコンテンツ管理部門としてお手伝いしたことがある。コントロール室のあるフロアーにはまだ5~6名の組織だった若き○江氏がサーバーを管理していた。大昔の話で懐かしい。
当時の制作会社はみな発展途上というか、成熟していないというか・・・お客様も「パンフレットと同じように作ってほしい」とか、「文字詰めが甘い」とか印刷用語を持ち出して無理難題を・・・・。これも大昔の話で懐かしい。
最近の若い制作会社は素晴らしいなあ、と思う。
1997年から2000年当時は、目がギラギラしている方が多かったが(たぶんバブル期のため)、今はキラキラしていて本当にビジネスに打ち込んでいる会社の方が多い。レベルも、当時の我々と比べるとスキルは高く、新しい技術も習得が早い。そして真摯に顧客と接している会社が多い。少なくても僕の知る限り、みな素晴らしい。
景気後退で苦しんでいるところも多いと思うが、こういう時こそチャンスでもある。お互い負けないように切磋琢磨し、業界が社会に評価されるよう頑張りたいものだ。