ミツエーリンクス

創業者の独り言

2005年04月28日

創り出す喜び

日本では30年で育つ木がドイツでは150年かかるという。西洋に比べて土地が肥えているからだ。日本人がむかしから山や土地を神と崇めてきた背景には、それらが生きるための恵み提供し続けてくれたからであろう。

このようにひとの価値観は環境要因に大きく左右される。昨今の情報社会の流れを観察すると価値観の多様性が進んでいるようにも思えるが反面、個々の価値観の幅が狭まっているようにも思える。

価値観や考え方がいろいろあると錯覚しているだけで実はみんな同じことをやっているのだ。ビジネスの世界で同じ。本来企業は個性の競いといえるが実態はみんな同じことをやる。

経済の効率性を考えれば、このようなことになってしまうわけであるが、効率性だけを起点にしてものを考えても新しいものは何も生まれない。我々の分野が知価創造産業と位置づけるのであれば、苦闘を覚悟し、自らの力で「創り出す喜び」を追求したいものだ。

恒久リンク | コメント [0件] | 関連情報(トラックバック) [0件]

2005年04月27日

Blogを通じた出会い

僕に会いたいという方からメールをいただいた。同じ業界で経営をされている方のようだ。実務はスタッフ任せの僕と会っても・・・・と思ったが、今後この業界を牽引する方かもしれないし、何か参考になることもあるかもしれないと思い、お会いすることにした。

そのメールの中で、僕を評して「誠実で実直」という文面があった。社内では「山師」扱いされているのでこんな風に映っていてうれしい。新しい自分を発見すると共にBlogの面白さを改めて理解した。

Blogは文章を読むというよりも文章を通じて「ひとを読む」という側面がある。読者はBlogを通じて人物像を作り上げ、その人物がさまざまな事象をどのように捉えているかに興味をいだく。面白いBlogは往々にして客観的事実であったり、テーマ性によるものだけでなく、想定した人物像の主観的事実であったりする。またその人物像が繰り広げる人生(裏)物語という場合もある。それはあたかも映画や小説のようだ。

まずはBlogを通じた新たな出会い、素直に歓迎しよう。

恒久リンク | コメント [0件] | 関連情報(トラックバック) [0件]

2005年04月26日

ひとを活かす

ひとを活かすことの難しさと意義をかみ締めている。素晴らしい才能を持った人材でも決して力を出し切れるとは限らない。最近気づいたことで、幹部として重要なことは、部下の最も優れた才能を発掘することも大切だが、同時に最も苦手な部分も理解し認識しておくということだと思った。人材のよい部分を活かすことが重要だとは世間一般に言われることだが、経営の現場にいるものとして感じることは、ひとのマイナス側面を認識した上で、プラス側面を支援することが大切なのではないだろうか?ということ。

最近、20名の組織を任せた人材がいる。果たして大丈夫かと心配でならなかった。ところが3ヵ月で組織を形成しものの見事に活性化させている。それも独自の方法を編み出し推進している。どのタイミングでひとの才能が開花するかはやって見なければわからないものだということも改めて思い知った。

「敵を知り己を知れば百戦危うからず」という言葉があるが、ひとを活かすという視点では、「ひとのプラス側面、マイナス側面を知れば危うからず」ということに成りそうだ。

恒久リンク | コメント [0件] | 関連情報(トラックバック) [0件]

2005年04月24日

移転計画

本社移転計画は、西新宿の高層ビルの15Fに決定した。いままで4拠点で活動しており迷惑をかけた。スタッフの皆さんにとって長年の夢だったので盛り上がりもなかなかのようだ。

僕は場所を選ばないタイプなので「どこでもいい」わけだが、担当役員は営業活動拠点を重視して都心に近づけたようだ。

移転は7月。業務プロセスを抜本的に見直し、効率化経営および付加価値創造企業をさらに推進したい。

恒久リンク | コメント [0件] | 関連情報(トラックバック) [0件]

2005年04月20日

取材

社内行事のことがまわりまわって新聞記事として紹介された。突然テレビ取材の依頼が2件来てしまった。さすがに丁寧にお断りした。

ミツエーの場合BtoBであり縁の下の力持ち企業を目指している。テレビ等で極端に知名度を上げる必要はないと思っている。技術力を高めて、新しい技術に関しては積極的に挑戦し、失敗したら真摯に改善を繰り返す地道な活動の中で、確固たるポジショニングを築きたいと思っている。

恒久リンク | コメント [0件] | 関連情報(トラックバック) [0件]

2005年04月16日

心の健康

財団法人「労務行政研究所」は15日、「社員のメンタルヘルス(心の健康)対策」について初めて実施したアンケートの結果を発表した。asahi.com 
それによると、この3年間でうつ病や心身症など心の病を抱える社員が「増加している」と答えた企業が52%にのぼった。1カ月以上の休職者がいる企業も50.9%を占めた。

対策として、「心の健康対策を目的とするカウンセリング」と「電話やメールによる相談窓口の設置」がともに42.4%で最多。病気の早期発見や円滑な職場復帰に必要な「管理職に対するメンタルヘルス教育」の実施は39.1%だという。

ミツエーでは、OHSASのプログラムによって毎月アンケートを実施している。このアンケート結果を分析し推移を追うと面白いことに気付く。
たとえば、繁忙期になるとストレスが減る傾向にある。また同時に仕事に対する「満足度」は平行線をたどるが、「不満足度」が減る。
繁忙期は、上司や同僚と気軽なコミュニケーションができなくなる傾向にあり、この辺は不満足要因になりやすい。

従業員の「心の健康」は、人間関係がもっとも大きな要因であることは間違いないようだ。

毎月行われているアンケートの内容は、会社への厳しい指摘事項を入力できることになっており、開始当時は僕自身が難色を示した。しかしOHSASプログラムの担当者が、「このアンケートは自分自身の精神状態を示すバロメータになると共に、自己チェックになるので是非やらせてほしい!」」との強い要望があり受け入れた。6ヶ月継続して、担当者の意見は正しかったことを理解した。

個、同僚、上司、そして会社、それぞれの立場で、腹を割って話すことがなりより大切だし、そのような環境を作ろうとする姿勢こそ、「心の健康」にとって大切のように思う。


恒久リンク | コメント [0件] | 関連情報(トラックバック) [0件]

2005年04月12日

社会貢献有給

昨年、秋に決めたことであるが今期から「社会貢献有給」を制度に組み込むことにした。CSRの一環である社会貢献活動についていろいろ考えてみたが、組織としての活動はある程度以上になると限界を感じる。最終的には組織に属する個々が社会貢献について考え、自らの意思で活動することも大切ではないだろうか? 組織はその環境を提供すればいい。

今期から、スタッフ各自で決め、自分で活動できる日を一日設けることにした。またその日は特別有給とする。

どんな活動内容になるか楽しみだ。それらの結果を踏まえ、組織としてできることは何かをもう一度考えてみたい。

恒久リンク | コメント [0件] | 関連情報(トラックバック) [1件]

2005年04月11日

願い続けること

寡黙に願い続ける姿というものは美しいものだ。どん底でも目標を見失わない姿は、人の心を揺り動かすものだ。高い目標を持ちそれに向かって一歩一歩あゆもうとしている姿は、人の支援の輪を広げるものだ。

一見殺伐とした世の中に見えるが、違う側面もある。「自分の意見をはっきり明言」することは非常に大切なことではあるが、言葉のなかにどれほどの「願い」がこもっているかで人を動かす力が違ってくる。

心の「願い」は、「呼吸」にあらわれ、呼吸の姿は「背筋」にあらわれるものだと思っている.

恒久リンク | コメント [0件] | 関連情報(トラックバック) [0件]

2005年04月08日

WILLプロジェクト

昨日は中野新井薬師の桜は満開。昼食はスタッフと桜の下で屋台の焼きそばを食べた。同じ日、次女は小学校の入学式、一年松組みで男性の先生だと喜んでいた。桜の咲き乱れる日に入学式とは彼女も幸せものだ。

40も半ばになると、毎年満開の桜を見ながらあと何回この桜を見ることができるのか?と思うようになる。また、自分のことよりも、スタッフやスタッフの家族、子どもの将来のことを考えるようになる。そうしたなかで、自分のミッションとは何か?と考えると、生かされている喜びと責任を改めて感じる。

少し、組織を変更した。本社移転を念頭においた組織変更。まだ、全貌はスタッフに伝えていないが、今後3ヵ年の一連の事業計画を「WILLプロジェクト」と命名することに決めた。可能性を示唆するいいプロジェクト名だ。すべてのステークホルダーの期待に応えて成功させたいと考えている。スタッフ個々の成長にも期待したい。

恒久リンク | コメント [0件] | 関連情報(トラックバック) [0件]

2005年04月07日

正社員登用、社内転職制度

正社員登用、社内転職制度の案内が社内メールで流れた。毎年この時期に実施されるミツエー人事制度のひとつ。

正社員登用とは、アルバイトで入社した方で、正社員になりたいという方のための受け入れ制度。ミツエーの場合、大きな社会変動への対応策として非正社員比率(対正社員)が明確に定義されているため希望者全員というわけにはいかない場合もあるが、従業員配慮活動のひとつとして、また人材育成システムのひとつとして機能している。

社内転職制度とは、現在の職種を変えたと願う従業員のための受け入れ制度。ミツエーの場合職種が非常に多い。たとえばデザイナーをやってきた方がディレクターへ、またディレクターをやっていた方が企画へと職種を変える場合がある。この制度は個々のキャリアアッププラン支援制度のひとつとして機能している。

ミツエーの最大の経営資産は「ひと」なので、組織にとっても個々にとってもハッピーになれるような支援システムが数多く存在しているが、有効活用していただきたいものだ。

恒久リンク | コメント [0件] | 関連情報(トラックバック) [0件]

2005年04月06日

新年度

会社も新年度を迎え、何かとアクションプラン作りに忙しい。Blogも二日休んでしまった。やりたいことも多いが、やらなければならないことを片付けてから。

ミツエーのような特殊な組織構造をもつ会社が果たして、どれぐらい社会に通用するものなのか確かめてみる年度だ。

みんなの活躍に期待したい。

恒久リンク | コメント [0件] | 関連情報(トラックバック) [0件]

2005年04月02日

新しい力

新卒の入社式があった。今年もすばらしい人材が入った。本当に嬉しい。中野通りの桜並木で記念写真を撮るのが恒例になっている。今年は開花が遅くちょっと残念だったが新人の方には良い思い出の一枚になると思う。夜はキックオフパーティ。近くの飲食店を借り切って行う。みんな決算期が終わりホットしたのか深夜まで盛り上がっていた。

新人にどうしてこの会社を選んだの? と質問。「おっとりしていて飾り気がないところ」という回答。的を射ていると思った。「格好をつけるな! 素手で勝負しろ」という教育方針だったので、次第にこういう雰囲気の会社に出来上がったのだろう。

それぞれ初心を忘れず、自分らしさを大切に、プロを目指してほしい。

恒久リンク | コメント [0件] | 関連情報(トラックバック) [0件]

2005年04月01日

東京インタラクティブ・アド・アワード

第3回東京インタラクティブ・アド・アワードのウェブサイト部門に弊社が関わった作品が入賞したというニースが入った。早速制作担当の氏名を確認し、デスクに直行。今回は海外で評価を得ているグループとは違った部門だった。前嶋さん、藤田さん、森崎さん努力の賜物。「よーくやった!」とご褒美。

本当にそれぞれのグループがどんどん外に出て行くというか、外部からの評価を頂いて嬉しい。

さて、本日から新しい期がスタートする。みんな、楽しくいこう!

恒久リンク | コメント [0件] | 関連情報(トラックバック) [1件]


関連情報

Menu

創業者の独り言
バックナンバー

プライバシー&サイトポリシーCopyright (c) 2011 Mitsue-Links Co.,Ltd. All Rights Reserved.

Web制作、ホームページ作成、Flash制作:Webサイト構築、Webサイト運用:ブロードバンドコンテンツ(音声制作、動画制作):システム開発、Webマーケティング、Webブランディング、Webコンサルティング・・>のWeb Integrationならミツエーリンクスにお任せください。