2008年04月11日
本質は常にシンプル
あと数時間でフェレンツェのBAGLIONIホテルをあとにして帰国の途につく。昨日は、スタッフと市内観光をした。印象的だったものに Institute and Museum of the History of Science(学術科学歴史博物館と訳せばいいのだろうか?)の訪問がある。天文学の父を称されたガリレオ・ガリレイが当時発明し使用していたと思われる数々の装置を見学することができた。
僕のような素人でも装置の構造がよくわかる。現在世の中で見かけるあらゆる装置は複雑にできており、そこに興味を注ぐ前に研究することをあきらめて しまいたくなることがよくある。しかし、歴史をさかのぼり原点に接したとき、目的を達成するためにだけに存在するシンプルな構造だけが存在する。
我々の業界でも同じことがいえる。どんどん高度な技術や機能が追加され、あらゆることに対応できそうな雰囲気になるが、目的とゴールを見失うことがたびたびある。
複雑なものを難しく説明することはだれでもできる。相手にわかるように(シンプル)に説明できる技術の習得こそいま我々が修得しなければならない技術ではないだろうか?
本質は常にシンプル。いろいろな意味で、今回のイタリア・フェレンツェ訪問は勉強になった。
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2008年04月10日
ロゴ
社外的にはいままで公開していないし、社内的にも知らないひとがいるかもしれない。CHI 2008のカンファレンスのブースの様子(写真-垂れ幕の下から3番目)を見るとミツエーリンクスのロゴがある。実はユーザビリティ関連の国際アライアンスの一員になっている。ユーザビリティ関連は今後国際間で連携をしながら顧客の要求を達成していく時代が来ると思っている。特に多国籍企業や海外に支社をもつ企業にとっては必ず必要になるだろう。
いままで、スタッフの皆さんにお任せしておりあまりタッチしていなかった。今回訪問したのは、アライアンスメンバーに挨拶をするためでもあった。写真を公開しておきます。
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2008年04月09日
フェレンツェ
イタリアのフェレンツェを訪問して5日目。
入社一週間足らずの新卒(といっても30歳まで大学で心理学を研究していた)をつれてCHI 2008のカンファレンスにきているわけだが、なんというんだろう、毎日成長していく彼の姿を見ていると・・・頼もしい限り。
Computer Human Interaction分野における世界のトップクラスが参加するこのカンファレンスで、この分野における技術レベル、課題、技術者の気質を十分把握してくれたようだ。また、多くの人材ネットワークも作ったようだ。
この分野において、日本のレベルをなんとしても世界レベルまで高める必要があると思っている。チャンスと刺激しか提供できないが、その中でそれぞれのスタッフが大きく開花してくれることをいつも願っている。
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2008年04月06日
CHI 2008
CHI 2008 (Computer Human Interaction)というカンファレンスに参加するために、イタリアのフェレンツェを訪問している。ユーザビリティ関係の研究のために訪問しているわけだが、明日からが本番。
今日は日曜日ということでサッカーを見にいってしまった。「FIORENTINA X REGGINA」戦ということで、サッカーファンのスタッフに見つかると叱られそう。
フェレンツェは観光地として有名だが、本当に綺麗。
ホテルのインタネット環境が悪く(故障)丸一日アクセスできなかったが、やっとアクセス可能に。とにかく今日は疲れているので寝たい(年令が影響しているものと思われる・・・・)。
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2008年04月02日
新しい力
昨日、入社式を行なった。一番緊張するのはいつも僕。社会人として、また組織の一員として、一人前に育てることができるかって思うと、なんだか自信をなくしてしまう。
ミツエーリンクスの教育方針は「環境と刺激」。その辺は僕の責任でなんとかしたいと思う。しっかりした先輩が多い会社なので、自分に合った人を参考に、基本的には自分の力で成長していってほしい。
20名の若い力に期待したい。