2004年05月 | 創業者の独り言 | ミツエーリンクス

2004年05月31日

我が家にある、観賞用のベンジャミン。

冬の間、全く成長しないものだと思っていたら、しっかり幹を太くしていた。
この季節は青葉が噴き出し、また伸びる時期だ。今年は天井まで伸びそうだ。
樹木でさえ、幹を太くすることと、伸びることを同時に行えないものなのかあ。

２５年も前に読んだ短編小説（実篤）に下記のような一節があった。

若者は宣言をしなければならない。宣言を達成できないことが
恥辱ではない。宣言もできないことこそ恥辱である。

決意できなくおろおろしているときに、ぐさっと刺さった一節だったなあ。

一流になる鉄則

守・破・離

このプロセスを踏まない人で一流になったひとを、いまだ見たことがない。

可能なことは、改善しよう。
不可能なことは、受け入れよう。

この言葉に、何度助けられたことか。

「本来あるべき姿」と「現状」のギャップが、ストレスであり、意欲だ。
これらは同じエネルギー。

その違いは、
「本来あるべき姿」の視点から「現状」を見下ろすとストレスになり、
「現状」から「本来あるべきす姿」を見上げると意欲になる。

ストレスも意欲も視点の違いによるものだ。

他人を変えようとするから、時間がかかる。
自分を変えることからスタートすれば、
すでに、問題解決の折り返し地点に達している。

現状の自分の実力に合わせて仕事を進めるのであればだれもができる。
ミツエーリンクスでいう仕事とは、与えられた仕事のミッションにあわせて、
自分を変革し続けること。その最初にあるものが、「意志」の変革に他ならない。