2006年06月10日
経済技術開発区
大連経済技術開発区を見学した。ここは---1984年9月25日に国務院の認可を受け、同年10月15日に正式着工した国内初の国家クラスの経済技術開発区であり、優遇政策と国際慣例に沿った新しいタイプの管理体制を実施している経済区である。現在、開発区の人口は約20万。敷地総面積は28平方キロで、うち工業区が15平方キロ、住宅区4平方キロ、公共施設建設区4平方キロ、その他が5平方キロ。 (チャイナネット-引用)
大連市内から快速電車が結ばれており所要時間50分程度という。僕はタクシーを使用したが(約1時間かかるとホテルの方に言われたが実際は・・・)35分で到着。(タクシーの運転手は中国語しか話さないため、ノートを取り出し漢字を英語文法に並べてコミュニケーションをとるありさま(^^;; )
どんな日系企業が進出しているか興味があった。通り沿いにはキヤノン、YKK、TOSTEM、日本電産・・・の大型工場がズラリ。その他約400社(大連ルポより)程度進出しているようだ。各国あわせると約1500社というからデカイ人工都市。
開発区も勉強になったが・・・タクシーの中で思ったこと。
まず、広大な大地に圧倒された。開発しても開発しても仕切れない大地がそこに存在している。その大地が悠々として僕を見ているような気になった。なんというか自分がちっぽけな存在になる。
翻って、多くの時間を毎日パソコンに向かって暮らす自身を思い浮かべるとさらに・・・・・
しかし、気を取り直しもう一度考え直すと・・・・モニターの向こうには広大な大地が存在し、そのほとんどはまだ原野に近い手付かずの状態であることに気づく。
この原野に臨む若いミツエースタッフの「熱い思い」を支援していくことが僕の仕事である、いうことを中国の大地が教えてくれた。