2008年11月13日
継続的な改善
今日は京都。
どちらかというと出不精なので、必要以外に外出することはないタイプだが、思い切って京都へ。いろいろお世話になっている海外のお客様に一度京都をご紹介しようと思って、重い腰をあげた。来てみればそれなりに有意義なもので、楽しんでいる自分を発見。
ところで、たまに東京を離れることもいいものだなあ、と感じた一日。
毎日数百通の社内メールが手元に届くわけだが、それぞれの責任者が判断しているので、最近あまり真剣にメールを見ていなかったように思う(恥ずかしい)。ところが東京を離れるとそれらのメールをじっくり見ることができる。不思議なものだ。
「継続的改善」という言葉は、1999年にISO9001(品質の国際規格)を取得しようと思って以来、社内に浸透している言葉。すでに10年近く使っている社内用語だが、廃れることなく、かえって最近磨きがかかってきているように思えた(社内メールをじっくり読んだ結果)。
「マズイお米を、美味しいですよ、召し上がれ!」とは言えないタイプなので、時間をかけても愚直に技術を磨き、継続的な改善を行い続けるしか生きる道はないと思っている。
「継続的改善」の基本精神は、「失敗を許す社風」を形成することから始まる。次に「2度と同じ失敗を繰り返さない方法を業務プロセスの視点からアプローチし、システムとして構築」すること。そして「実行」、焦ることなく止まることなくやり続けること。
入社1~3年の新人諸君も割合的には多くなっているが、「継続的改善」というミツエー文化は末永く守っていっていただきたい。