2005年11月21日
チームビルディング
身内しか分からないエントリーだが、本日、FFS理論を使ったチームビルディングの手法に関してその調査結果をコンサルティング会社より頂いた。
FFS理論は、最適組織編成を構築するために、メンバー個々の個性を5因子(凝縮性・受容性・弁別性・拡散性・保全性)とストレスで計量化し、
1.チームとしての組織特性
2.チームとしての人材タイプ分析
3.チームとしての関係性
を分析し、最適化の導く手法。非常に勉強になった。今後の参考にしたい。
新鮮だったものにチーム編成法がある。
1.タスクフォース(単位、目標限定のプロジェクト)
2.ラインチーム(長期天候型、上下関係、役割が明確な場合に有効)
3.スタッフチーム(長期天候型、フラットな運系の場合に有効)
さらに最近こんなものがあると言われたのが・・
4.ユニット型(6角形のユニットが放射状に拡大していくような組織図だった・・僕の感想)
何が新鮮だったかというと、僕達が日頃活用している、
1.プロジェクト組織
2.ヒエラルキー組織
3.マトリックス組織
さらに最近言いはじめている
4.細胞分裂型組織拡大方式
の考え方に非常に似ているという点。そんなわけで非常に理解しやすい分析結果であった。
ちなみに、僕なりに感じたこと。一般的に1.タスクフォースではじめたチームがうまくいった場合、人数が増えて2.ラインチームになる可能性が大きいわけだが、そのときに問題が起こりやすい傾向にある。これは、元々求められるミッションが違うにも関わらず同じスタイルで拡大しようとするから無理があるのではないかと深読みしてしまった。
僕流に思うに、2-3名ではじめたプロジェクトが将来的に10名以上になり、継続性が必要になる場合、あらかじめ、プロジェクトの期間または、人数を決めておき、その時期あるいは、人数になった時に、ミッションの変更や適切な人材をチームに送り込む仕掛けをあらかじめ定義し、宣言し、合意を取っておく必要があると思った。
何れにしてもいろいろ研究し、拡大および多様化しても皆さんがいきいき業務ができる環境を!と思っている。