2008年09月26日
景気
リーマン・ブラザーズの破綻直後から、街(西新宿)が急に静かになった、と思うのは僕だけか? たとえば、昼食時行き付けのお店はいずれも空席が目立つようになり、近くのコーヒーショップも活気がない。
景気の後退を感じての消費者のリアクションがこのようなところまで出ているのかと思うと、生活者の動きは敏感なものだなあと感じる。
日本経済の景気の後退は、さらに続くだろうとスタッフの皆さんに話している。そして、そのための心の準備とアクションが必要だと言っている。
末永く存在することを前提にすれば、不景気は企業にとって決してマイナス要因だけではない。たとえば、ビジネスプロセスの見直しに目を向けることができる絶好のチャンスになる。経費のムダ使いや、非効率の活動の改善を行なうキッカケになる。サービスの切り口を見直す機会になる。顧客接点を増やし新たな関係性構築のためのいい機会になる。新サービスの開発に目を向けることもできる。
いずれもローバストな企業体質になるチャンスであり、それをクリアーすれば更なる発展が待っている。
問題に外部要因を持ち出すのではなく、何事も自分達のアクションを通じ、前進、改善を繰り返すことのできる企業文化をつくっていきたい。