2008年01月08日
勝負どころ
勝負どころだなって思う。他人と勝負するわけではないのだが・・・
2年ほど前から、スタッフ諸君の稼働率を分析してきた。やはり65%程度。一般的に「仕事の3分の1はもの探し」とはよく言われることだが分析結果も同様な数字が出ている。3分の1は無駄な時間が存在することになる。
業務効率を上げて、この3分の1を何とかしようということでいろいろやっている。2年前と比較して、一人当たりの月間業務時間を20時間削減することに成功した。現在さらにバラツキを減らす施策を実施中。たとえば昨年夏以降から22時全社自動消灯を実施。今年1月4日から導入した制度は、さらに21時に全社消灯(スイッチをONすれば再度点灯)、22時には再度全社消灯(朝5時までスイッチをONすることはできない)。
この業界、好きでないと続かないと言われてから久しいが、その主な理由は業務時間の問題。好きでやっているから「いいではないか!」といわれればそれまでだが、いくら体力のある人材でもそう続けられるものではない。せいぜい2-3年が限界であろう。
技術は長く深く行っていかないと本物にはならない。持続性という視点で捉えた場合、この業界でも限られた時間の中で如何に成果を出すかという取り組みを始めなければならないと思う。
とはいえ、業務効率、標準化、さらにムダの排除等を全社一丸となって取り組まなければ、組織運営は厳しい状態に立たされる。
この忙しい時期に(皆さんにも僕自身にも)難題を突きつけた形になりました。いろいろな施策をさらに実施しますが、スタッフ皆さんの協力に期待しています。
とにかく僕にとっては「勝負どころ」。