2007年05月31日
ブランド
久しぶりに早く我が家に帰り業界関連の情報元をサーフィン。大技や小技を駆使しながら自社ブランドの強化に力を入れているなあっと。みなさん、余裕があるんだろうなあ。
ミツエーの場合、つい数年前までは「紙がもったいないのでパンフレットは作る必要はありません。自分を売ってきてください!」を押し通していた会社なのでそもそもそういうものには無頓着。(お客様へのサービスとしてはかなり研究をしているつもりではあるが・・・・)
あまり背伸びをし過ぎるとカカトを地面に戻しにくくなってしまって企業活動が窮屈になる。人材の育成や技術向上に結びつかないことは将来の価値に繋がらない。・・・・ムリもムダも長続きするわけがないので・・・ということで何事も自然体でいくのがミツエーらしさかな。
(自社のことで)ひとつ注意していることがあるとすると・・・・それは、
実体が優れていれば大声を出さなくても市場に広がっていってしまう。有名であっても実体がなければ、それはそれなりに広がっていってしまう。インターネット時代を一言で表現すると「隠しようが無い時代」。インターネット時代におけるブランド戦略の最も注意すべきところは、「名」と「実」のギャップが広がらないようにコントロールすることからはじめること。
これはブランド戦略における「ブラス側面の増大」ではなく、「マイナス側面の削減」に過ぎない。しかしマイナス側面の削減をおろそかにするとプラス側面の増大へのシフトは極めて難しい。
例えば、いくらボディーの美しい車でも、ブレーキの効かない車は決して売れないように。