2007年04月12日
意欲とストレス(新卒諸君へ)
もっと意欲的に仕事がしたい。
こんな仕事ストレスがたまっていやだ。
このような心境は多かれ少なかれ誰でもあるでしょう。
よく考えると、「意欲」や「ストレス」の要素は同じものだったりします。
問題の構造にたとえて説明してみましょう。
まず、問題とは何でしょう。これは、自分の思う「本来あるべき姿」=理想があり、片や、「現状の事実」があります。この両者にギャップが生じた場合、問題と認識されます。
さて、
意欲的になる状態とは、(図を見ながら考えましょう)
「現状の事実」を受け入れ、そこに自分が立って、「本来あるべき姿」に挑戦している状態のときです。見上げている状態。
逆に、ストレス状態とは、
「本来あるべき姿」に自分が立って、「現状の事実」を眺めている状態です。見下ろしている状態です。
考え方を変えるだけで意欲的にもなるし、ストレスにもなります。
重要なポイントは、自分自身の環境や力の「現状の事実」を素直に受け入れた上で、「本来あるべき姿」に向って改善していこうと思えるかどうかですね。