2007年01月06日
偶然と小さな未来
放送作家、小山薫堂氏の「考えないヒント」(幻冬舎新書)を拝読。面白い。ある面で勇気付けられるというか気が楽になるというか、こんな感じでビジネスをすれば楽しめるなあ、と思わせてくれる本。
「第4章-偶然力を鍛えよう」は共感する。偶然力を使うという意味では僕もその類。たまたま見たり聞いたりしたことから始まり物事がどんどん前に進んでいくパターンが多い。事実として、論理的に深く考えたところでうまくいくとは限らないし、長く考えればビジネスチャンスは着実に減っていく。
ビジネス上で「偶然」を僕風に言えば・・・
たとえば、地震でいえば本震が起こる前の前震のようなもので、「小さな未来」のようなもの。偶然を必然と考えると、より多くのアイデアがわいてきたり、リスクの予防としても使えるようだ。