2006年12月28日
今年一番の成果
今年最後の営業日。今年一番の成果はなんだろう?
4年前からスタッフの皆さんに言い続けたこと。「新サービスの開発は重要。サービス開発のできない企業は必ずつぶれる。特別な才能や技術をもっているからといって開発ができるわけではない。開発ができるかどうかは『社風』の問題。新サービスが開発できるような社風をつくろう!」と。
新サービス開発は「社風」などという考え方は理解されず、七転八倒なかなかうまくいかない状態が続いた。ところが2004年6月に「マトリックスWeb構築サービス」をリリースしてから社内の雰囲気が変わった。「やればできる!」という感触を社内の誰もが感じた。
それから2年半、現在、組織全体のプロジェクト、部門のプロジェクト、それぞれ常にいくつか走っている。
先日こんな出来事があった。
動画関連グループにいる若いFlash技術者のデスク前での会話。N君のディスプレイを覗き込みながら・・・・
僕:「これ、何なの??」
N君:「新サービスを開発しています」
僕:「ちょっと見せて・・・・・・。へえ~、面白そう(^-^)。で、いつリリース?」
N君:「2月には・・・・と思っています」
普通の会話ではあるが・・・・・僕は「ひとりひとりがはじめている。ああ、ここまで来たか!」と思わずつぶやいてしまった。
スタッフそれぞれが業務の合間を使い、気づきやアイデアを新サービスまで高めようと研究している。また組織全体も当たり前のように個々のそのようなアイデアを世の中に出してあげようと支援しようとする。
ここまでくれば立派な「社風」。やはり、新サービス開発はそれを可能にする「社風」形成が大切であることが証明できた。このような社風をつくっていただいた全スタッフに感謝している。
この社風こそ、今年一番の成果。だって、明日につながっている。
それでは全スタッフの皆さん。一年間お疲れさまでした。楽しい年末年始を!