2006年11月24日
コンタクト管理システム
システム開発部門の動きとして、受託型からプロダクトアウト型に移行していこうという動きがある。
本日、「 コンタクト管理システム」をリリース。こうした動きは待ちに待った瞬間でもある。
部門の提案によって今年の春にシステム部門内に商品開発部門を設置した。新しい部門というものは急には機能しないものであるが、この部門もしかり、リズムをつかむまで時間がかかってしまった。その要因は時間的なリソースを十分提供できなかったという意味では僕の責任でもある。
そうした環境の中でも、部門の努力とスタッフ間の協力によって第一弾が市場に投入された。
3週間前にレビュー会議がおこなわれたが、驚きを覚えるほどよくできている。機能面はもちろん、ユーザーインターフェースにAjaxが活用されているなど、数々の斬新なアイデアが組み込まれている。システムエンジニアにしてクリエイティブ! すばらしいと思った。
表層的ツールだけが目立つ世の中である。企業のコアコンピタンスがインターネット関連であれば関心が高くなるのは仕方がない。しかし多くの企業はインターネット以外を事業領域としている現実がある。これらの企業群のおけるビジネスプロセスの変革や改善にはこうしたツール群が必要だと思う。これを契機に次々と新しい価値を市場に提案しつづけることができる部門に、さらに社風まで高めたいものだ。
担当部門のますますの活躍に期待したい。