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2006年10月26日

目的と目標

目的と目標(ゴール)。違う言葉だが類義語として使用しやすい傾向にある。仕事上ではこの言葉の違いを明確にしておくことが非常に大切だと思っている。

国語辞典では、
目的とは、(実現しよう、到達しようとして目指す事柄。めあて。「―を達成する」「―をとげる」「本来の―にかなっていない」・・・。
目標とは、そこまで行こう、なしとげようとして設けた目当て。射撃などの、的。目じるし。「年内完成を―にする」「―を掲げる」「―に命中する」・・・。

社内のプロジェクト定義書においても案件プロジェクトの提案書においても、この2つの言葉の意味を明確に使い分けていただきたい。特に目標(ゴール)の設定をあいまいにしてしまうと結果に対する効果測定が不可能になる。効果測定ができないようでは成功したのか、していないのかも分からない。プロジェクトメンバーも満足していいのか反省すべきなのかも分からない。これでは仕事のやりがいも半減する。

ミツエー社内における仕事上での2つの言葉の定義とは、
目的: 達成すべき事項(上記を参考にすれば「到達しようとして目指す事柄」の意味に近い)
目標: 目的達成を可視化するために数字で表現できる到達地点

となっている。目標(ゴール)に数値的な要素が入っていないものは、すでに目標(ゴール)とは言わない。全スタッフ言葉の違いを理解し、正確に使用できるようにしていただきたい。

コメント

目的と目標の使い方について,調べようと思い検索をかけましたら,一番先頭にミツエーリンクスさんのブログが出てきました。

大変参考になりました。

私は,地方大に通う大学生ですが,教育に興味がありまして,目的,目標,手段について,最近良く考えます。

私はこれまで,『目標は数値化できるもの。目的は数値化できないもの』くらいに考えておりました。

目的について身近に感じることは,
大学生は,単位を取ることばかりが目標になってしまって,本来の目的であるはずの,学業を学び,自分の知識を高める事が出来なくなっている気がしてなりません(自分もついこの間までは,代返(代筆)やカンニングなどしていましたが,就職活動などを通して初めて,大学生の間の時間の大切さ気がつくものです)。
残りの大学生活は,大学という場所が,就職して自分が豊に生きていくための通過点であることを認識して,すごして生きたいと思います。

Posted by: chaburin : 2006年10月30日 06:01

chaburin様、コメントありがとうございました。

教育にご興味があるとのこと。未来を背負う子供たちにとって希望あふれる明日になるよう、立派な教育者になって頂きたく思います。
残りの大学生活楽しんでください。
ありがとうございました。

Posted by: 高橋 : 2006年10月30日 10:29

たまたまそちらのHPを見せていただきました。学校経営に携わるものとして、企業のメリットから学ぼうとして企業の方々とも研究会を行っています。今後もいろいろ教えてください。
目的と目標について、ひょとして、学校ではだれも教えていないことなのかもしれません。私の言葉で語っていきたいと思います。
(中学校教員で、校長です。)
取り急ぎ、お礼まで。

Posted by: yoshi13 : 2007年09月10日 11:04

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