2006年10月23日
インプットとアウトプット
ここ数ヵ月間、週末になると書籍4-5冊程度は読んでいる。こうした行動は自分でいうのもなんだがあまり自分らしくない。不必要な情報を遮断して悶々と念じながらアイデアを創造していくのが自分のやり方だと思っているからだ。
ひとにはバイオリズムというものがあって、長年生きていると自分の状態を捉えることができるようになる。いうならば潜在的な意識の方向性が見えるようになってくるというんだろうか?
自分の行動を第三者的に覗き込むと、アウトプットからインプットの段階に入っていることが分かる。バイオリズムがアウトプットのときは行動中心になり、インプットのときは吸収が中心になる。週末何気なく書店に足を運び何気なく気になった書籍を手にし、何気なく読書をしている姿を振り返ると自分はインプットしたいんだな、と思ってしまう。
所詮僕のできることは限られている。ビジネスの土壌を探し、肥料を与え種をまく。うまく芽がでたら後は光と水を与えるだけ。それぞれの芽が本当に成長したいと思っていただかないことには幹となることもなく枝を張ることもなく、葉をつけることもなく、花を咲かせることもない。もちろん果実の獲得もない。
ただ、スタッフを信じない限り、その前提も生まれないことも自分の人生の経験の中で承知している。
何が生まれるかは今のところ予測できないが、何かが生まれるという予感を信じてもう少し自分のバイオリズムにしたがって活動してみたい。