2006年05月11日
メディアミックス
メディアミックスだぜ! などというと古いことばになってしまって、若い世代には笑われてしまうかもしれない。しかしこの手法そのものは、時代の中で生まれるツールの移り代わりによって、古い時代から出たり引っ込んだりしているように思う。(○○と○○の融合などと最近は言われるようだが・・・)
最近大手ポータルにおいて動画を取り入れたバナーが見受けられるようになった。音声の出力も選択できる。「・・・なかなかいい流れを作ってくれているゾ」などと独り言をこぼしている自分がいた。
ところで、自宅でテレビを見ているとそのポータルでみた動画バナーと同じCMをやっているではないか!そのときの感想が非常に面白い。はじめて見るCMではあったが非常に親近感を感じた。
このような傾向は、人の出会いでもある。ある場所で出会った人が、違う場所で偶然であったりするとほとんど話したことのない人でも、何か親近感を感じるものだ。・・・・テレビで見たCMはこれと同じ感覚。
これらの動きはインフラ環境が整った今だからできる切り口の新しいメディアミックスの手法には違いないが、マーケティング的には「機会の増大、信頼の増大」につながる可能性が高まり、市場浸透が早まる。今後広がりを見せるだろう。
ポータルだけではもったいないなあ、と思う。担当部門に相談すると、通常の企業サイトでも工夫すれば同じような効果を導きだせる仕掛けが可能だという。早速サンプルを作っていただいた。なるほど、なかなかいい感触。スタッフの努力によって近々リリースがかかると思う。楽しみ。