2006年05月06日
Freestyle
事務所の共有スペースの自動販売機で「Freestyle」(注)という新しいドリンクを発見。アルミ製のボトルであったが、キャップの直径が3cmほどあり、飲み口が大きい。こんなに大きくなくてもいいのになあと思いながら・・・飲んでみるとなかなかいける。僕的には久々のヒット。
休暇中、自宅の1Fにあるコンビニで同じドリンクを購入。今度は、ペットボトルタイプ。飲み口の大きさも2cm程度の通常サイズ。
当然同じ味の筈だが、違った飲み物のように感じた。うまい!という感覚もよみがえることはなかった。よくよく考えてみると、飲み口の大きさによって口の中に注がれるドリンクの量や、唇がドリンクの器に接する感触の違いが、(内容は同じでも)違った味に感じたのではないかと推測。
クリエイティブの世界でも同じようなことがいえるのではないか? 内容はほとんど一緒でも、切り口や見せ方を誤ると折角作った内容(コンテンツ)も台無しになることがある。特に最初の15秒が大切だとは「真実の瞬間(Moments Of Truth)」を提唱した、ヤン・カールソン(スカンジナビア航空元CEO)も言っているとおり、はじめの印象は、その後も影響与え続けると思ったほうがよさそうだ。
特にFlash部門や動画関連部門の皆さんは、「最初の15秒の出来栄えは、全体の8割の出来栄えを決定する」くらいの気持ちで一度取り組んでみても面白い。もしかしたら新たな発見に遭遇するかも知れない。
(注)「Freestyle」は日本コカコーラの商品です。