2006年04月28日
見える化
前月、日経ビジネスアソシエの特集:「見える化」において、取材をうけ「因果関係を可視化し答えを導き出すフィッシュボーン」としてミツエー幹部が解説していた。フィッシュボーンは別名、特性要因図とか、因果図とかいくつかの言い方がある。「見える化」は、トヨタの代表的な精神のひとつだし、フィッシュボーンは、「QC7つ道具」のひとつとして古くから品質王国日本を支えた重要なツールでもあった。また、シックスシグマでも重要なツールとしてよく出てくる。
トヨタの生産管理も、「QC7つ道具」も、シックスシグマも学べば親戚のような関係でそれぞれ緊密な関係性があって面白い。
ところで、サイトからの問い合わせから始まって、フランス企業と取引が始まり第一回目の納品が完了したようだ。年間を通じた取引もできるようでなにより。今後は相互受発注ができるような提携を視野にいれてさらに信頼関係を模索していかなければならないと思う。
興味本位で、今回なぜ、弊社に問い合わせてきて、弊社に決めたか? 先方企業に質問した。答えは、「サイトにサンプルがあり、わかりやすかった!」ということだった。あまりにもシンプルな回答・・・・・
考えてみれば当たり前のことだが、わかり難いものほど、わかりやすくする工夫。特に文化違う海外取引を前提にしたWebサイトによるプロモーションは、簡単(シンプル)で具体的である必要があるんだなあ、と。・・・勉強になった。
品質管理や組織内部統制だけでなく、この分野に関しても「見える化」は重要なキーワードなのだろう。