2006年04月27日
ゼロ~1 と 1~10
「ダメ社長でも優秀な幹部」とは弊社のようの組織のことをいうんだろう。ゼロ~1は自分の責務だと思っているが、1~10へのプロセスは幹部の皆さんには到底かなわない。みんなすごいヤツと感心する。
最近の出来事。システム系のある組織の年間増員計画は10名程度だが、その組織のトップは(特殊な領域という事情もあり)育成スピードと戦力化しなければならない時間の関係を考えた末、ネットワークを使って、シリコンバレーにも拠点がある小規模エキスパート集団の日本拠点組織をパートナーとしてミツエー社内に入っていただき協業していただく交渉をした末、合意した模様だ。気持ち程度の資本参加はするが、基本は「自立と協調」がベストだと思っている。
また、別の組織は、受注機会の損失を食い止めるため新たな一手としてインド企業との協業も始まっているようだ。はじめはもたつきもあるだろうが、海外の協力企業でも最終的には「阿吽の呼吸」目指してよりよい関係性を構築していただきたい。
それぞれ思いっきりやっていただきたいが、下記は十分理解していただきたい。
「協業」とは、基本的に難しいものだと認識し、業務範囲や分担を定義し、合意に基づいて開始すること。また、心の持ち方は、テイクよりもギブを少し多めに、と・・・お互いが思うようでないと長続きはできないものだということを。