2006年01月29日
霊巌洞
霊巌洞は熊本市の西方、金峰山麓にある洞窟。宮本武蔵が熊本で過ごした晩年この洞窟にこもって兵法書「五輪書」を著したことで有名。
先週、熊本に出張した折、この霊巌洞が市内からタクシーで45分の場所と聞いて思わず立ち寄ってしまった。急カーブの山道を廻り込み、果樹園を過ぎ小高い丘の向こうに「曹洞宗-雲巌禅寺」と「霊巌洞」があった。
朝7時30分に到着したので霊巌洞への門は閉じられていた。雲巌禅寺の門をたたき、係りの人を起こしていただき、200円の入場料を払うと入ることができた。一度は霊巌洞に訪れたいと思っていたので感動。思ったより大きな洞窟。奥行きは17mある。
誰に頼ることなく自らの力で剣の道を究め続けた武蔵の生き方に男として魅力を感じる。思いがけなく武蔵のゆかりの地に接することができてよかった。また、力をもらったような気分になった。