2005年10月28日
英語サイト
「高橋さん。英語サイトをつくって何をするつもりですか?」。サイトをリニューアルしてから3年経過するが、当時はスタッフにこのように言われたものだ。そして今から1年半前から定期的な更新作業をはじめた。3000ページ近い母国語ページと同じペースというわけには行かないが現在200ページ程度はあると思う。
今年の夏ごろから海外からのお問い合わせが増え、月4-5件頂くようになっている。つい最近ではニューヨークから来社頂いた。リリースをかけたばかりのサービスのお客様になって頂けそうだ。また、インドの企業様とはパートナーとしてよい関係が出来そうな雰囲気。さらに直接現在の事業ドメインではないが、アジアからは日本進出のための提携依頼や、中にはWeb標準関連の質問をオーストラリアの音楽関連企業から頂くこともある。
Webの特性というか傾向というか、面白いのは、たとえリニューアルしてもすぐには大きな変化することは無いが、一定の期間、持続的に情報を追加して行く間に、何かがきっかけになり、突然変化する。また一度変化するとその傾向は継続的に続く。階段のステップをひとつひとつ上がるように成長してゆき、ビジネスに貢献するようになる。
定義したら、その定義に基づいて継続的に更新作業を行う。もし問題に遭遇したら、焦らないで一つ一つ改善していく。新しいアイデアが出たら定義に追加していく。その繰り返しを飽きることなく実行するなかに、機会・信頼・価値を増大する何らかのヒントが潜んでいるのかもしれない。