2005年07月17日
加CoCo報告書--内外モデルの比較
加CoCo報告書--は、1995年、The Criteria of Control Boardによって、「Guidance on Control」として公表。カナダ発。
フレームワークとしての特徴は、目標/コミットメント/能力/監視と改善/の4つの要素から構成されている。紹介されている解説からはアクションのための落とし込みの解説がなく残念。
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以下、参照した資料 中間報告(案)(PDF形式:911KB)i50713b - P14(経済産業省Webサイトより)
(7)加CoCo報告書
○内部統制(Internal Control)に限定せずに、コーポレートガバナンスの強化を含む組織の統制(Control)全般を対象としており、その設計、評価ならびに報告に関して、経営統制のモニタリングや上級経営陣の評価といった統制責任と統制評価等についての三つのガイダンスを規定している。
○企業の統制は、下記の4つの要素から構成されている。
1)目標
事業目的、リスクとチャンスの評価、基本方針、事業計画、目標設定のこと
2)コミットメント
倫理観、人事方針、権限と責任、コミュニケーションのこと
3)能力
知識・スキル、報告体制、コントロール活動のこと
4)監視と改善
環境モニター、目標対比モニター、システムの見直し、コントロールの評価のこと