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創業者の独り言

2005年07月07日

人工の星

星の観測の邪魔になる大気の揺らぎを帳消しにするガイド役として、夜空にレーザー光を照射して「人工の星」を作る装置を日本の技術者が開発した。これをハワイにある「すばる望遠鏡」で使えば、どの方向の天体でも「ハッブル宇宙望遠鏡(世界初の宇宙に浮かぶ天文台(HST)」の約3倍の鮮明さで撮影できるようになるという。 asahi.com
すごい! やはり僕も日本人というんだろうか。こういうすばらしいものを日本の技術者が開発してくれるとうれしくなる。また、励みにもなる。さらに七夕の日にこういうニュースはおしゃれ。

昨日クリエイティブ系の幹部と雑談したなかで、「すべきである」というものがあまりにも多いと、新しい発想が細るし、若いクリエイティブ系の人材を育てるに当たってはあまりよくない、と話していた。 いい意見だと思った。

経験者(古い人間=たとえば僕)は、過去を知っているので、将来を予測する場合、リスクへの察知は比較的容易だ。しかし、過去の流から将来を予測方法は直線的で視界の範囲が狭く大胆な発想ができない傾向にある。若者は経験が無いのでリスク管理は苦手だが、発想に使う「要素」の選び方が柔軟で、かつ組み合わせ方が大胆だ。
「すべきである」は、リスク管理にしようすると効果的だが、新しいものを生み出すには邪魔になる。幹部の意見を解説するとこういうことか。

「ひと」も「要素」も組み合わせ方が大切だ。すごい! というものは大概、発想がすごいのではなく、「組み合わせ方」がすごい場合がほとんどだ。こういう角度で物事を考えると、アイデアなどいくらでも出てくる。「人工の星」に負けないように、我々もどんどん新しいサービスを自らの力で開発していきたいものだ。

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