2005年06月28日
ケイレツ
90年代後半にはケイレツ崩壊か、と思いきや、ケイレツ回帰というニュースが・・・(詳しくはasahi.com)
ケイレツ(系列)は日本型システムの強さだと言われて来た半面、閉鎖的慣行だと批判の的にもなった経緯がある。ケイレツから創り出される「阿吽の呼吸」や「暗黙知」などは、日本文化を体得していないと理解できないのだろう。
ここにきて、またケイレツ重視の流れは、コスト削減にも限界が来てさらに関係性に歪がではじめたということかきっかけか?
強い文化を活用して戦うことが勝利への道であろうからよいことではないかと思う。ただ、従来のような縦割りで従属的なケイレツではなく、それぞれが自立しながら協調を高めるという新しいケイレツ方式になるのでは・・・と漠然と感じる。