2005年06月20日
「内なる改革力」が目覚める時
大脇氏から贈っていただいた本(「内なる改革力」が目覚める時)、やっと週末読破。この本はチラシ広告の企画・製作を事業の柱とする(株)総合オリコミ社の8年間の軌跡をまとめた本。「自分の気持ちが、社員に全く伝わらない」という経営者の苦悩から始まり、成長期の企業によくある問題を、大脇氏の8年にわたるコンサルティング支援活動を通じて社員が自ら目覚め「内なる改革力」によって解決する様が描かれている。
総合オリコミ社の社長である中島氏には一度お会いしたことがあり親近感を感じる。そんなこともあって本の内容が事実に基づいていることがよく分かる。しかも臨場感が肌に伝わってくる。
大脇氏が提供しているサービスはリクルート社が10年の歳月をかけて開発したとされる「コミュニケーション・エンジニアリング・サービス」、通称「CES」と呼ばれるもの。5年ほど前ミツエー幹部も受けたことがあるのでサービス内容はよく理解している。
経営者と幹部、その考え方のギャップを埋めるコンサルティングサービスとしてこれ以上のサービスにお目にかかったことがない。一見分かり難いサービスにみえるが、一度お願いしてやってみるとびっくりする。素晴らしいサービスだ。弊社もこのサービスに感謝している役員が何人かいるはず。
残念ながらこの本、非売品である。もったいない。