2005年06月03日
宇宙観の創造
なんでも早ければいいという性格ではないが、自分の宇宙観に照らし合わせて、やや遅れ気味かなあ・・・と思うことがある。
そんなときは、ここは耐えて次の一手にて! と思うこともあるし、よい機会だから一気に改善! などと思うこともある。あまり法則性があるとはいえないが、15年もやっていると自分自身の判断メカニズムを理解するようになってしまう。
たとえば、ある問題が発生したとする。それを突発的なものと思わないで「時間軸」のなかでおかしくなりはじめた「真」の出発点を必死で探そうとする自分がいる。その出発点から直さないとまた繰り返してしまうと思うタイプだからだと思う。改善のタイミングは「気(空気)」によるものが多い。
「気(空気)」といっても分かり難いわけだが、たとえば、朝起きて外気に触れると目を閉じていても今日の天候が理解できるものだ。目には見えなくても肌で感じる。こんな感覚に近い。直感的ですね。とよく言われるが、会社にとって重要なことは案外、慎重にかつ時間をかけて・・・といったところか。
スピード化は勿論大切だが、たとえ時間がかかったとしても自分達の「宇宙観」を創造していくというプロセスは非常に大切で価値のあることのように思える。