2005年05月25日
定型作業と非定型作業
先日、besusさんから当Blogにコメントいただいたわけだが、その後気になっていろいろ検討してみた。
-besusさんのコメント--
定型作業と非定型作業を分けた場合、定型作業の方を標準化できるとは思うんですが、この区分はそのときの経営環境に応じて変わると思うので、そのあたりを上手くさじ加減すれば、良いと思います。
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僕は、付加価値のない作業と付加価値を高める正味作業で切り分けようとしていたが、区分に非常に時間がかかることがわかった。定義するだけで右往左往しそうだ。さらに僕が理解したところで現場の皆さんが理解していただかないことには現実問題、実践にたどり着くことはできない。
ところが定型作業と非定型作業の区分はだれもが理解でき、実行に移しやすい。この業界の特殊要因から来る考え方かもしれないが、定型作業の多工程持ちを実施して非定型作業の専門職化を推し進めると、各々の専門分野が深まると同時に業務プロセス内に訪れるピークポイントが緩和されるので「ばらつき」が減り、効率化がさらに進むのではないかと思う。
アドバイスに感謝申し上げたい。
各部門の皆さんには、アドバイスを参考にイメージを膨らませていただきたい。