2005年03月28日
つぶし
我々のような付加価値創造産業に身をおくものは、常に創造と変化が必要なわけであるが、ひとりひとりに置き換え平たい言葉でいうならば、「つぶしがきく」ということだろう。つぶしのきかない人材は、過去・現在にしがみつく。したがって次第に置き去りにされやすい。
組織活動というものは、平たい言葉でいうならば社会変化に「つぶしかきく」ように変化させようという活動でもある。したがって組織の構成員が、つぶしがきかないようでは組織活動が停滞することは目に見えている。組織はつねに社会変動に耐えうる人材に重要なポストを用意しようとする傾向にあるので、つぶしのきく人材がのし上がる傾向にある。
組織における個々の活動において、常にうまくいくということは無いわけだが、期末ということもあり、多忙を極め「今までの自分ではダメだあ」と思って反省しているひともいるかも知れないが、「つぶしのきく人材になるためのプロセスか!」と思えば先が明るく見えるだろう。
今期ももう少し。3月が終わった段階で、一回り大きくなっている皆さんに期待したい。