2005年03月03日
もうひとりの従業員
昨日、差出人が女性の方からお手紙をいただいた。開封してみるとミツエーの男性スタッフの奥様からだった。
昨年暮れにスタッフの奥様宛てにお配りしたクリスマスプレゼントのお礼と、近々ご出産される子どもへの思いなどを綴っておられた。こういうことは初めてだったのでびっくりしたとともに、嬉しかった。
昨年の秋、家庭と仕事のバランスのことで体調を崩し、そのまま退社してしまったスタッフがいた。そのとき改めてスタッフの家庭、特に奥様への配慮活動(仕事に関するご理解)も行わなければならないということを学んだ。そんなことで「クリスマスプレゼント」を考え出したわけだが、今回のように直接お手紙をいただくと「企業と家庭(スタッフの)」の関係性が生まれてくる。面白いと思った。
お手紙を拝読している間にアイデアが浮かんだ。スタッフのご家族のために情報提供活動を行おうと。・・・こんな感じ。まずコーナーは「ステークホルダー・コミュニケーション」とする。その一コーナーとして、「従業員のご家族の皆様へ」というサブコーナーをつくり、BLOG機能を使用し定期的に情報提供する。もちろん、認証機能もつけてご家族以外は閲覧できない形にしておく。 こんな感じかなあ。
スタッフの活躍は奥様のご理解なくしては達成することはできないという視点に立つと、「もうひとりの従業員」と認識して、企業として上記のような地道な活動も大切ではないかと感じた日であった。