2005年02月17日
コツコツ
また、海外ポータルのトップに弊社クリエイティブ部門の制作物が紹介されていると橋本グループから連絡が入った。しかしどのような経緯でピックアップしていくのだろう?
何か不思議なものだが、「俺だ!俺だ!」と騒ぎ立てなくても、日々コツコツと技術を高め、ひとつひとつ形にしていけば、しっかり評価をしてくれるものだ。
こういうことを若いスタッフが体感してくれることが経営者として非常にうれしい。とかく若い間は、技術を極めるよりも目立つことが先決と思い込みやすい。すると焦ってしまってついつい背伸びをしてしまう。背伸びをすれば足が浮くので、隙ができる。そのうち正体がばれ、たたかれる。
経営者として、ひとりひとり社会に出してあげることも大切な任務だと認識している。しかし、背伸びをしてまで有名になりたいと思うようなスタッフではダメだ。「実」にあった「名」だけが生き延びることができる。
コツコツと地道に技術を高めている人こそ、知らない間に社会は評価してくれるものだということを認識すれば、今何をすべきか、ということが理解できるようになる。