2005年01月27日
マルチ・ステークホルダー・エコノミーのためのツール
「マルチ・ステークホルダー・エコノミー」のためのツール。目下、設計をおこなっているところ。
なんでこんなものを、と思うスタッフもいるが僕は非常に興味がある。理由は、ミツエーは常に「次世代」を追求しなければならないという内部事情もあるが、外部要因として・・・すでにマーケティングという定義は企業活動全体を意味する時代になり対象が顧客だけに収まらない。したがってCRM(Customer Relationship Management)という限られたステークホルダー(利害関係者)との関係性構築という考え方は時代にマッチしない。
これからは、より範囲の広いSRM(Stakeholder Relationship Management=ステークホルダー・リレーションシップ・マネジメント)という考え方がほしいところ。
ところがなかなかいいツールがない。設計も複雑だ。社会の潮流を見据えてここを何とかしようと思っている。さらに開発者や社会に簡単に理解していただけるようにメタファになる既存のツールが必要だと考えている。
どうも、SNSのもっている基本機能がメタファの候補になるというのが僕の考え方だ。社会が要求している次世代の「関係性構築ツール」をIT技術使用により世に送り出したいと考えている。