2005年01月07日
心は形を求める
日本語にはいい言葉がたくさんあるなあ、って思う。他人様からみれば悩むほどの会社規模を運営しているわけではないが、それでもそれなりに悩みというものは付いてまわる。そうした日常生活の悩みの中で解決を求めた末、たどり着く「言葉(キーワード)」は昔からよく使われているありふれた言葉だったりする。
「言葉」は情報を伝える手段だけではなく、長い歴史の中で今日まで生き延びてきた「意味」が存在しており、ひとが明日に向かって生き延びるための「役割」が存在しているのかもしれないと思うことがある。そういう意味では日頃使っている言葉ひとつひとつが長い人間社会の英知の結晶であり、ある意味、ひとは先人から引き継いだ「言葉」に救われながら明日の希望に向かって歩もうとしている。
「心は形を求め、形は心をすすめる」。いい言葉だ。ミツエーリンクスはCSR活動の精神として活用している。
スマトラ島沖地震は世界を震撼させた。地震国に住む日本人として他人事とはとても思えない。社としては社内ルールにのっとり12月28日には救援金をお送りしたが、日々被害が拡大している情報を受け、「心を形にしよう!」というフレーズを使い全スタッフから義援金を募った。初めての試みだったが、ひとの心を結集して形にすると凄いことになるものだと改めて感じた。昨日、集まった100,481円をミツエー社員一同として日本赤十字社を通じて送金した。