2004年10月19日
親の屍を越えて
親の屍を越えて。という言葉がある。親が如何に優れていて子が実にバカ息子であっても、子供の代になれば、その親の屍を越えて成長していくという意味。親が心配しなくても子供はその時代の中で悩み苦しみ、生き方を見つけてしっかり成長していくとも読めるし、子供が成長するためには親がしっかり踏み台を自らの生き方を通してつくってあげなければならないとも読める。
今の社会現状は実に面白い。戦後どさくさにまぎれて財を形成し、土地神話でさらに財を膨らませてきたオールドエコノミーが音を立てて崩れかけている。一方産業構造が大きく変化する今、新しい新興勢力が力をつけ、新旧ぶつかりあっている。
このような現象は、歴史を遡れば、常に発生していることであり別に驚くようなものではないと思うが、目の当たりにすると実に刺激的でもある。
ミツエーを構成するメンバーの平均年齢は28歳。若い。良い意味でも悪い意味でもこの事実をしっかり学び、親の屍を超えて一歩一歩前進していきたいものだ。