2004年10月02日
イチロー
2年前、社員のリフレッシュ用に借りていたシアトルの施設に行った折り、マリンスタジアムでイチローの試合を観戦した。一緒に行った橋本君がどうしてもイチローを見たいということで、ついつい僕もその気になってしまったのが発端。
我々はライトスタンドに陣取ったので、ライトを守るイチローの姿を近くで見ることができた。試合中のイチローの行動は他の選手とは明らかに違った。守備の時、ピッチャーがボールを投げる3秒前まで必ず足・腰・手・腕・肩の屈伸運動等を続けている。イチローにはタダ待つということがない。ピッチャーがセットポジションにつく瞬間までは準備運動にすべての時間を費やしていることになる。
昨日、イチローは年間安打数259本を達成し大リーグ記録を更新した。資質があることは確かであろうが、その資質を自らのたゆまない努力によって磨きつづけている姿に改めて感動した。