2004年09月11日
喜怒哀楽
「喜怒哀楽」という言葉はだれもが知っている。では「喜」という意味は? と言われると一瞬考えてしまう。シックスΣを研究しているときにこのような公式があった。なかなか面白い。
Y=f(x)
Y=結果
f=ファンクション(機能)
x=要素
--
Y=従属変数
x=独立変数
--
面倒なことではなく、ただ単に、物事の「結果」は、「要素」と「ファンクション」の組み合わせやそのものの性質に影響を受けるということだ。さて、「喜怒哀楽」はある要素とファンクションの影響を受けた結果の心の状態と仮定してみる。では、喜怒哀楽を作りだす要素とはなんだろう?昔、あるセミナーで「ふっ!」とひらめいたことがあった。
「喜」=自分の力で達成した。出来ないと思ったことが出来た。
「怒」=無視された。誤解された。
「哀」=離。別れた。
「楽」=皆。みんなで同じことをやった。みんなで同じ方向を向いた。
組織の幹部たるもの、結果だけに目を向けてはならない。結果を生み出すためには「どのような要素を取り入れて行動すべきか?」を考えたいものだ。
Webの活用に関しても同じことが言える。