2004年08月26日
成功の法則
「成功には法則がある」と言った方に最近会った。マジにそんなことを考えているのかと思った。
ISO10002(苦情対応マネジメント)を稼動させているので良く分かることだが、失敗には法則があることが分かる。失敗の3Σ(約93%)は必要なプロセスのヌケである。ではなぜヌケルかというと、その時々の環境要因からくる人の判断の「ばらつき」である。
ところが成功には法則が見当たらない。そもそも人のやっていないことをやるから成功するのであって、法則にしたがって皆が同じことをやったら成功ではなく「普通」のことをやっているに過ぎない。
もし、成功に法則が存在すると仮定すれば、それは「失敗の法則」に学ぶことであり、ときどき訪れるチャンスの芽をつぶさない(放置しない)ことである、と僕は考える。