2004年06月25日
WebアクセシビリティJIS X8341-3とWCAG
WebアクセシビリティであるJIS X8341-3とWCAG。国内規格と国際基準どちらを採用するのだろうと注目している。現状の動きをみると、公の機関はJIS X8341-3を使う可能性が高いと思われるが、大手企業はWCAGを採用する可能性が高い。彼らは全世界に拠点をもっており、Web作成の標準化を世界レベルで進める必要性があるからである。
もうひとつ気になることがある。
アクセビリティを追求すると、デザイン面に制約がかかる。既存サイトのデザイン性を維持しながらアクセシビリティを確保することは企業側にとっては重要なテーマだ。これを容易に達成する唯一の方法は「Web標準準拠」であることをどれだけの人が知っているのだろう。
(X)HTMLとCSSで再構築することがWebアクセシビリティの前提条件なのだ。