ミツエーリンクス

創業者の独り言

2006年02月24日

技術を育てる

23日のasahi.comに「1分の充電で20分走る電気自動車公開」というニュースが。
開発者の堀氏が「技術を育てれば、バッテリーに代わる電気自動車の電源になると思う」とコメント。「技術を育てる」という言葉がとても新鮮。

我々もこの考え方をしなければならないなあ、と強く感じた。僕は若いスタッフに「・・技術を習得して・・・」という言葉をよく使っているが、この考え方では誰かに教わるという受動的な考え方に陥りやすい。これではなかなか新しいサービスの開発までたどり着くことはできない。

ところが「技術を育てる」という考え方をすると、姿勢やアクションがすべて能動的になる。考え方は結果に大きく影響する。今後使わせていただこうと思う。

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2006年02月20日

ページランク

Googleのページランクが一昨日から不安定な動きをしていたが、日曜日の夕方以降変更作業が完了したようだ。直近の変更は昨年の10月だったので、4ヶ月振り? 随分頻度が低下した。

Google関係で今月ホットな話題としてあげられるものが、独サイトにおいてSEO対策問題でGoogle検索から削除という事件?であろう。SEOも大事だが目的を達成させようというあまり手段を選ばないやり方ではお叱りを受けることになる。

今回はリダイレクトが指摘されたが、Googleではこうした「Webスパム」に対する取り締まりを強化していると述べ、SEO対策の行き過ぎに釘を刺している。

ルールだけでなく、最近モラルに関しても気になっている。関連性が感じられないダミーページの多用やリンクが多ければいいんだといった具合のもの。これらは一定のレベルで効果は期待できるようだが、あまり多用し過ぎた場合Googleはそれらのページを弾いている場合がある(あくまで僕の分析の範囲)。

Googleはあくまでユーザのために検索結果を最適化しようとしている。このことを前提に考えれば、内容(コンテンツ)ありきのテクニックは有効だが、内容(コンテンツ)なきテクニックはいつか相手にされないタイミングが訪れるだろう。

心して顧客企業様へのサービスを充実していただきたい。

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2006年02月19日

Webアクセシビリティ

アクセシビリティBlog。前任者がご結婚、さらにご出産のため休業、ということでしばらくおやすみさせていただいたが、新担当によって再開した。
最近、アクセシビリティの問い合わせが多いなあ、と思っていたが、米国でこんな訴訟事件があったようだ。

日本のアクセシビリティ関連の技術者はもっと啓蒙活動を積極的にしていただきたいなあと思う。仕方ないことだが、多くの企業はアクセシビリティ実装に関して簡単に考えすぎていて数百ページを1ヵ月で達成したいという要望が案外多い。日本では圧倒的に技術者が少ないのも問題だし、より効率的に実装ができるような研究も必要ではあるが、もうしばらく時間はかかる。技術者と企業担当者様との間で意識的なギャップがありすぎるのが残念だ。

ミツエーでは品質アップを目的として、全盲の視覚障害者でかつ技術者でもある人材が3月後半より入社予定。随分以前より社内技術スタッフから要求されていたことではあったが・・やっと実現。品質の向上、技術革新、さらに検証に活躍していただけるものと期待している。

Web実装企業として、もたもたしているわけにはいかない。ニーズがどんどん増えていく。よりスピード感のあるサービスを実現して、社会のニーズに応えたい。

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2006年02月18日

モーション・ピクチャー

モーション・ピクチャー・チームがVideocastingコーナーで実験を繰り返している。僕としては、マスメディア分野から入ってくる映像企業とは違った切り口で展開したい、と・・・模索している。

ミツエーの場合、顧客企業様における事業の「価値の最大化」「機会の最大化」「信頼の増大」を達成していくというスローガンを掲げさせて頂いている。テレビを使用した企業のプロモーションの多くはCMであり、どちらかというとユーザとの機会の最大化に活用されることが多い。インターネットの場合、機会の最大化は、検索エンジン経由が多いので「文字」に注目する傾向にある。ということで、「信頼の増大」を筆頭に「価値の最大化」のために活用することを目的としてアイデアを膨らました方が面白いかなと。

アイドマの法則的に置き換えると、Attention(注意)→ Interest(関心)→ Desire(欲求)→ Memory(記憶)→ Action(行動)の「消費行動」プロセスのMemory(記憶)や、Interest(関心)を想定した設計を考えてみたい。

新しいことには思わぬ効果や挫折は付き物だが、活用方法の研究を続けよう!

ちなみに、Videocastサービスの受注は好調のようだ。頂いたチャンスは、次につながる仕事にしていってほしい。

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2006年02月17日

提携

提携の話をよくいただく。大変ありがたいことだと思うが・・・自立志向型の組織のため、今までこの分野は勉強不足。少し勉強しないといけないと思っている。

先日テレビで次のようなことを言っていた方がおられた。提携には
1.サービスレベルの提携
2.事業レベルの提携
3.経営レベルの提携

の3つがあると・・・ なるほど。

企業同士が協力関係を結ぶことには違いないが、利益相反が起こりやすく上下関係もできてしまう可能性もある。お互いの独立性を保証し、かつ相互尊重できる関係性を構築することからはじめないとなあ・・・と思う。

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2006年02月16日

足元

僕が中心になり開発する場合もあるが、最近は各グループに「新サービス」の開発をお願いしている。「なるほどね!」というものがあって面白い。

「足元を見てください!」という言葉を昔からよく使う。

たとえば、新サービスはどのように開発したらよいのでしょうか?と言われれば、「君の足元にありますよ」。人材が不足しているんですが・・・と言われれば、「君の足元に居ますよ」。問題が生じたが原因は不明ですと言われれば、「君の足元に原因がありますよ」・・・

何事もそうだが、何か難題が生じた場合、今の環境の外に解決策を求めてしまうのが人間というもの。しかし、大概そういうことでうまくいかない。

自分の足元をしっかり見据えたとき、解決の糸口とアイデアに広がりが出てくるものではないだろうか?

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2006年02月12日

エチオピア

数ヶ月までは、「エチオピアってアフリカのどの地域だっけ??」と質問するぐらい何も知らなかったが、最近興味を持つようになり、いろいろ調べ事をしている。海外青年協力隊の方がBlogで現地の様子を紹介してくれているので非常に助かっている。何人かに連絡を取ってみたいと思っている。

社内では「またバカなことを考えている!!」と笑われているが自分としては案外まじめに考えている。内容については正式に公言できる段階ではない。一度自分の目で確認してきたい。3-4月中には現地に行く予定。

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2006年02月11日

世界で勝負できる人材の創出を

先日、非常に近い業界の役員とお話をする機会があった。
インターネットのこととなると部分的には競合関係にあるわけだが、1990年前後のボイスメール関連やFAX関連の話ができる人は戦友のような感覚になり、お互い率直にいろいろ面白い話ができた。
商用インターネットが本格的に広まり始めたのは、日本では94-95年だが、通信を使用したIT革命への土壌形成は85前後から始まっており、そのさきがけのひとつがボイスメール関連やFAX関連だったりしているように僕は理解している。また、インターネットの社会浸透は、はやりそれらの技術をもっている方やマーケティング活用を試みた方々が先導したように記憶している。
そうした先輩の方々が表には出ずとも、脈々とこの業界の重鎮として活躍しておられる姿をみると非常に感動する。

それはともかく・・
僕が提案したのは、次世代を創る20代30代の若い人材を「世界で勝負できる人材」に育てあげようではないか?ということ。
そのための一歩として、お互いが協力して継続的に世界各国の企業に若い人材を派遣させ勉強させよう、というもの。

余裕ができたらなどと言っていたら一生できない。自分ひとりでも一歩を踏み出さなければ・・と思っている。

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2006年02月10日

Get Something

Get Something」と称して、Videocastによる採用コンテンツを作成していただいた。業務の合間に、スタッフ皆さんの協力を得て手作りで完成させていく。ミツエーらしいし、ミツエーの雰囲気そのままVideocastに閉じ込めた感じになっている。みなさん、ご苦労さまでした。

2007年度新卒者採用に関しては、求人専門サイトを使用せず、自社サイトのみでやってみることにした。苦戦は覚悟の上だが、自社サイトでどこまでできるか? 試してみようと思っている。

「Get Something」!ミツエーリンクスの雰囲気を掴んで頂ければ幸いと思っている。

関連情報: 2007年度新卒者採用ページ

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2006年02月09日

マティアス君

マティアス君。スウェーデンからのインターン受け入れ。昨日より出社している。これから5ヶ月間ミツエーのスタッフと共に一緒に業務をすることになる。

日本語を勉強しているようでスタッフ皆さんへの挨拶はメモをみながらも日本語で行っていた。日本のドラマが大好きだという。英語圏の方の日本語とは違い、発音がきれいで日本人と変わらない。驚いた。

せっかくなので、スタッフの皆さん、友達になってください。友達になるには、お互いの文化を好きになり、またその違いも受け入れることから・・・かな。
・・・いつかスウェーデンに旅行に行くときは、マティアス君がサポートしてくれるかも(^-^)

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2006年02月06日

Web = わが子のように

社会は、Webサイトをただのツールだと思っているのだろうか?
少なくても我々この業界にいるものとしては、そういう考え方ではいけない。

汗と血の結晶として生まれた自社製品は誰よりも愛着があるだろう。愛着なくしてひとは振り向かない。
社員はわが子と思って必死に育てようとしたとき、社員も組織のためにいつか役立ちたいと思う。そういうものではないだろうか?

自社のWebサイトはわが子のように、愛着をもって、そして育てていこうというスタンスに立ったとき、Webサイトの文脈から漏れる「熱」が自ずとユーザに伝わりはじめるものだと思う。

我々は顧客企業様のWebサイトをサポートしているわけだが、各自、自分の担当するWebサイトは「わが子のように」というスタンスでプロジェクトを開始していただきたい。

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2006年02月05日

コミュニケーション が取れる《環境》を

コラム欄で田口さんが、「プロジェクト・コミュニケーションの課題」について触れている。基本的なことであるが非常に大切なことだと思う。

この分野に関して、幹部の皆さんに最近良くお願いしていることがある。「コミュニケーションが円滑にできるような《環境》を提供せよ」と。

多くのプロジェクトは、特別に編成されたメンバーの場合が多い。場合によっては外部との協業もありうる。その場合、「メンバーの人間としての側面」を知らずしてプロジェクトを開始してしまう場合がある。
どのような問題が生じるかというと、コミュニケーションの大切さはわかってもメンバーがどういう人間かが分からないと、どのように自分を出してよいか躊躇する。お互い相手を知ることに時間をかけると、スタートダッシュで出遅れる結果を生む。たとえプロジェクトの用件定義がしっかりしていたとしてもこのような問題は起こり得る。

みんな一生懸命にやってはいるが、プロジェクトがうまくいかない場合、コミュニケーション不足からくる認識の不一致以上に、そもそもコミュニケーションが取れるような《環境》が提供されているかに着目すべきだろう。

プロジェクトの最初の段階で、食事や一杯等、仕事以外の会話の「場」を提供するだけでも随分違うような気がする。

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2006年02月04日

計画に日付を

先日、BS7799/ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)の維持審査が行われた。ISO関連のマネジメントシステムの審査はサンプリングという手法を使って行われるのは一般的。

オブザベーション(観察事項)という審査員の意見書が最後に発表されるのだが・・・・今回の指摘は、是正処置の計画はしっかりできているが、日付の設定にあいまいなところが散見されるというもの。

サンプリングなので全プロセスをチェックしているわけではないのに非常によく当たる。「なるほどね。よい指摘をするもんだ!」と思った。
今回の指摘は僕がスタッフの皆さんの日ごろの活動を拝見していてよく指摘するところでもある。「一事が万事」という言葉があるが、個人だけではなくて、会社も行動の癖が存在しているんだろうと思う。つまり、社風のようなものか?

小さな指摘こそ、社内に蔓延している悪い癖だと認識してすべての活動を改善していきたいものだ。

ミツエーは、BS7799(情報セキュリティマネジメントシステム)の認証を2001年9月に取得している。いわゆる日本初という冠まで頂いている。当時、もしこのまま会社が発展してしまうと情報セキュリティに関して脇を固めて置かないと大きな事故が起こりスタッフや顧客企業様にご迷惑がかかると思い挑戦したもの。社内からは「誰も知らないこんなマイナーなものを取得してどうするんですか?」とブーイングは食らうし、審査員は日本に存在しておらず、英国から審査員を呼んでいただいた経緯がある。今思えば当たり前のことだがつい5年前は誰も振り向きもしなかった。
結果的にいち早く着手してよかったと思っている。

いつまで経っても審査になれることなく、審査員による貴重なご意見を社内の改善に役立てていける社風にしていきたいと思う。

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2006年02月03日

ラジオ体操

老人ホームではあるまいし・・・と思われるかも知れないが2週間前より朝と昼食過ぎの2回「ラジオ体操」がフロアーに流れる。

本企画は管理部門主催のもの。各部門から「効率化」案を3ヶ月に一回提出していただくことになっているが・・・その中で今回採用されたもの。

みんな照れくさいのか参加する人は3割程度。
(実際、僕もなんとなく照れくさい思いで参加している(^-^;;))

いろいろ難しい効率案もでたが、みんなが参加できて簡単なものが何よりも大切だと思う。というか、簡単なものができないようで難しいことに挑戦してもなかなか続かないものなのだ。要はひとつひとつ習慣化して積み重ねていくことが大切なんだよなあ。

昔、3泊4日で永平寺の座禅修行を決行したとき、副館主に言われたこと。
「皆さん、一日に一回は背筋を伸ばしましょう。背筋が伸びると呼吸が整う。呼吸が整うと心が整う」と。

この言葉を借りれば、「一日2回、ラジオ体操で体を活性化させましょう。体を活性化すると心の集中力が高まります。心の集中力は、業務効率を高め、モチベーションにもプラス影響を及ぼします。」といったところか?

本件はどうしてもヤレとは言いませんが、健康にも良いし・・・まあ、気長にCDを流し続けます。

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