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2006年08月05日

繋がりの中に・・・

3泊5日のボストンから無事帰国。片道16時間(乗り継ぎ含む)X 2回の飛行は、そろそろ僕にはキツイ(年齢を感じるということ)。
出国5日前にボストン行きが決定したため、エコノミー席が確保できなく、勿体無いと思ったがビジネスクラスを手配して頂いた。席にマッサージ機能まであり、「これは便利」と感心した。食事は手作りのコースではないかと思える料理が次から次へと出てくる。大変おいしい料理ではあるが、飛行機の中でこのような立派なものを頂かなくてもいいから、もっと安いほうがいい。エコノミークラスのパッケージ化されたお腹に貯まらないほどほどの料理の方が僕には向いている。はっきり言ってカップラーメンで十分。

ところで
読もう読もうと思ってなかなか読めない書籍を飛行機の中で読むことができた。やっと読む気になったといったほうがいいかもしれない。梅田望夫氏の「ウェブ進化論」。僕がレビューするまでもなく、Amazonのカスタマーレビュー欄には的確なコメントが多く掲載されている。なかなか読めなかった理由は、難そうに思えたし、断定的な筆運びと、「あちら側」に対する熱の入れ方が、返って躊躇う要因だったかもしれない。

息を止めて、覚悟して読み始めたが・・・・・気づいてみれば一気に読み終わっていた。「そうだったのか」とか「なるほどね」等、いちいち感心しながら読み進めている自分に気づくほどだった。

読後感。
1994年11月のことを思い出していた。初めてインターネットに接続した時のアノ思い。(それ以前はパソコン通信というクローズされた世界の中で企業の情報提供やコミュニケーションを支援するコンテンツを提供していたので・・・余計に感じたことなのかもしれないが・・・・)その思いとは、その感動とは、一言でいえば、「あちら側に繋がっている・・・すべてに繋(つな)がっている・・・世界と繋がっている!」だった。
おそらく著者とは違う解釈だろうが、「あちら側」とは、つまり「繋がっている」ということね。少なくても前提はそこにあり・・・・で自分の中で納得した。
高度1万メートルで読んだためか、さらに妄想は膨らみ、「あちら側」と「こちら側」の「繋がりの中(または中間)にビジネスの芽あり」などと、原書を逸脱した解釈までしてしまった。

インターネットビジネスをはじめた頃の初心に戻ることができた。少なくても、僕にとっては「繋がっている」という思いがどれほどの驚きだったか計り知れない。また、おそらくその当時多くのひとが感じたその感動こそ、将来に大きな可能性を感じ、技術革新を推し進めようとした。原点はそこだったような気がする。いづれにしても刺激的な書籍だった。読み切ってよかった。ありがとうございました。

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