2004年07月25日
新聞記事
3年前の新聞記事がいまだに気になる。内容を要約するとこんな具合だ。
「市場がまだ黎明期の間は、人々は何を評価基準として製品を購入すべきか定まらない。したがって、露出が多い製品や知名度の高い企業を選ぶ傾向にある。しかし、市場が成長し一度購入体験をしたり使用したりすると、次第に比較や判断する材料が出てくる。市場が成熟してくるともはやイメージだけのブランド戦略や露出を中心においた広告戦略は、意味の無いものとなる」
先行利益は企業経営にとって意味のあること。しかし、それは市場成長プロセスの中の一瞬の出来事。市場の初期段階に出来たブランドにあぐらをかいているようでは、いつか抜かれてしまうし、後発組みだとしても嘆くことはない。
日夜努力と研究を怠ってはならない。継続的改善だ。