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創業者の独り言

2004年07月08日

無心

細心と大胆がごちゃ混ぜで、執着と諦観がごちゃ混ぜの僕など、とても「無心」の境地を知ることができない。昨日、久しぶりに宮本武蔵の「五輪書」を読み返した。いつ読んでも非常に具体的で臨場感さえ感じ、背筋がピンと張り詰める思いがする。こんな一節があった。

「修行が未熟なうちは、よい技をしよう、うまく動こうと思うからかえってできなくなる。稽古をかさねてゆけば、よくしよう、うまくやろう、というような心は遠のいて、どんなことをしても、思わずして無心に、無思に、これを行なうことができるようになる。・・・兵法において技がきわまるのは、無心のときでなければならない。無心というと、一切、心がないのではない。平常心を保つことが無心なのである。・・・・・動転した心、怒った心、勝負を争う心でやれば、兵法は失敗する。常の心、無心の心でやってこそ、真の技を無限に発揮することができるのである。」

うまくいかない自分自身に嘆いたり執着するよりも、何があっても平常心でいられるよう、日頃の修行や研究に打ち込むことが最も大切で、一流への近道ではなかろうか。弊社はクリエータが多い。みんなもきっと「五輪書」は参考になることが多いと思う。

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