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2005年06月15日

法則の組み合わせ

アメリカの心理学者アルバート・メラビアン博士が1973年に提唱した理論に「メラビアンの法則」があるがこれがなかなか面白い。コミュニケーションにおいて、話し手が聞き手に与える影響がどのような要素で形成されるか? 測定の結果

らしい。内容よりも見た目ということになる・・・?

この法則には専門家の間でも賛否両論があるが、一定の条件下では有効に作用する法則だと思う。

有効な条件とは、コミュニケーションが初期段階である時や対象が大衆(マジョリティ)の場合。

たとえば、「消費行動」のプロセスに関する仮説にアイドマ(AIDMA)の法則がある。アイドマ(AIDMA)の法則には、Attention(注意)→ Interest(関心)→ Desire(欲求)→ Memory(記憶)→ Action(行動)というコミュニケーションに対する反応プロセスが存在し、マーケティング活動によく利用される。この初期段階のAttention(注意)→ Interest(関心)段階においては、「メラビアンの法則」は有効だと予測する。

また、イノベーター理論では、1.イノベーター=革新的採用者(2.5%)、2.オピニオンリーダー(アーリー・アドプター)=初期少数採用者(13.5%)、3.アーリー・マジョリティ=初期多数採用者(34%)、4.レイト・マジョリティ=後期多数採用者(34%)、5.ラガード=伝統主義者(または採用遅滞者)(16%)の5つのタイプに分類されるが、この中で、レイト・マジョリティ(後期多数採用者)の層には、「メラビアンの法則」は極めて有効だと予測する。

いろいろな法則が世の中には存在するが、どの局面でも使用できる汎用的なものがあるわけではなく、一定の条件下であったり、他とうまく組み合わせることによって有効なマーケティング活動を支援してくれるものだろう。

ちなみに「メラビアンの法則」はWebサイトを構築する上でも非常に参考になる。特に導線を意識した階層設計を行う場合、対象がBtoCの場合等は、念頭に置くべき法則であろう。

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