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2005年01月24日

Web戦略スコープ・ソリューション

先日、スコープ(=コンテンツの内容設計)に関わる重要な新サービスをリリースした。イノベーター理論に関しては何度か、日記やコラム、さらにメソッドコーナーにおいて解説している。このサービスはイノベーター理論を中心に5つ以上の手法を組み合わせてWeb戦略に使用することを可能にしたもの。

だれもが知っていることだが、イノベーター理論とは、1962年、スタンフォード大学のエベレット・M・ロジャース教授が著書“Diffusion of Innovations”(邦題『イノベーション普及学』)で提唱した、イノベーションの普及に関する理論。ロジャースは消費者の商品購入に対する態度を、新しい商品に対する購入の早い順から、1.イノベーター=革新的採用者(2.5%)、2.オピニオンリーダー(アーリー・アドプター)=初期少数採用者(13.5%)、3.アーリー・マジョリティ=初期多数採用者(34%)、4.レイト・マジョリティ=後期多数採用者(34%)、5.ラガード=伝統主義者(または採用遅滞者)(16%)の5つのタイプに分類した。

自社のサイトのアクセスログを追い続けている担当者の方なら「ピン!」とくると思う。Webのアクセスが増えていく過程を追っていると、まさにイノベーター理論が非常によく当てはまる。このイノベーター理論を使用し、ユーザをセグメントし、それぞれの層にあった、かつ、成長度合いにあったスコープ(=コンテンツの内容設計)の組み立て方を行うことがUSER EXPERIENCEというテーマにおいて極めて重要だという考え方だ。

イノベーター理論は、Webサイトが今どこの段階にあるか把握するための支援をする。また、最適化したスコープ設計(=コンテンツの内容設計あるいは切り口)はその他いくつか指標を使うことによって方向性が見えてくる。

Web戦略上で最も初期段階に行うべき作業であるが、なかなか難しい課題でもある。そこを解決するために生まれたものが今回のサービスだと思っている。是非有効利用していただきたいものだ。

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