2004年12月05日
生成流転
いろいろな解釈はあるが、「生きて成長するもの、とどまることなく移り変わる」の意として心に刻んでいる。生成流転、好きな言葉だ。
40過ぎて、やや硬くなりつつある頭をもう一度こなごなにすることに役立つ。20代30代前半の若い力(不完全であるが意欲に満ちている)を受け入れることに役立つ。
Atom社というWeb制作分野の原点を築いた素晴らしい会社が健在のようだ。若い制作者には自分達のポジションを計るために歴史が必要だと思う。そういった意味で彼らの発言は勉強になるように思う。反対に若い制作者に言いたいことは、表層的な情報に流されることなく、東京だ、地方だとわざわざ心のギャップを作ることなく、ひたすら自分達の顧客のために、自分達の最大限の表現を追い求め、さらに進化つづけることに集中してみては如何なものか?
原点に戻っているようにも思えるし、真っ直ぐ進化しているようにも思える。この2つの両輪が新たな時代を形成するだろう。ミツエーという小宇宙を見ていてもそれぞれのスタッフに迫力を感じる。新しい時代はすでに皆さんの手のひらにある。ひとりでも多くの人材をより広い世界に出す。その環境を提供することも僕の仕事だと思っている。